こんにちは雪の結晶
40代女性のプライベートコーチ坂本ともこです。


わたしの子供の頃、家には百科事典と童話くらいしかなく
それを何度も読み返していたのを覚えています。

こういう物語には、今でもドキっとするような
教訓を教えてくれます。

大人になってから、アンデルセン物語を読むと
また違った解釈ができるから面白いです。

例えば、「人魚姫」とかせつない物語。しょぼん
人魚姫は15歳のお誕生日に、以前から期待していた
海の上にある人間の世界を見ることになります。

その人魚姫の目にうつったのは、船の中でパーティで
ダンスしているかっこいい王子様。

ところが夜になると、嵐がやってきて
船は沈んでしまいます。
身を投げ出された王子を人魚姫は助けます。

しかし、人魚姫は人目に触れてはいけないので
岩陰からそっと王子様を見守ります。



朝になると、若い人間の娘が王子様を見つけ介抱すると
王子は助けてくれたのは、その娘だと思います。

王子は無事だったものの、彼のことが忘れられません。
それで、魔女へ自分の美しい声と引き換えにして
人間になって王子に会いに行きます。

お城に雇われた人魚姫は、一生懸命働き
王子様に声をかけてもらうようになります。

「大切なものは失ったけど、人間になってよかった。
わたしの選択は間違ってなかった、、、」

しかし、王子様の心は介抱してくれた娘にあります。

「ああ、王子様に本当の気持ちを伝えたい」
でも人魚姫は、美しい声を失ってしまっています。

この物語の悲恋は「人間になると声を失う」
という設定にあります。

何かを得るためには、何かを差し出す必要がある
そんなことを小さい頃から学んだのかも知れません。

そして今の時代でも、同じようなことはあります。
好きな人に嫌われたくないため、本心が言えない。
言いたいことを言えないでいる。

つまり恋愛だけでなく「声がでているかどうか」
というのは、人生においての判断基準になります。

家族や友人関係との間、職場などでも
ちゃんと言いたいこととを言えていますか?
「声をだせていますか?」

意見を言えない職場はどうかと思うし
暴力などを受けている家族などは
まさに声を失っている場合が多いです。

何かの代償で「声を失っていないか?」
ということを人魚姫は教えてくれているのです。

あたなは、自分自身のことを
じゅうぶん話せていますか?

また選択の優先順位は間違っていないのか?
後悔しないような選択をすることも
教えてくれているのかもです。

アンデルセンについては名作も多いので
また面白いものを取り上げてみます。

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