物言えば
唇寒し
秋の風
-松尾芭蕉
皆さま、こんばんは
今日も一日、ありがとうございました。
本日の記事は「秋の寂しさ」について。
本当に寒くなりましたね。
冬の一歩手前って感じです。
気温もぐっと下がって、葉っぱも色づき始め
日の沈む時間も早くなっていきますね。
こんな季節は、人恋しくなったり
気分が落ち込んだり
何だかもの寂しい気分になったりする人も
多いのではないでしょうか。
なんだかおセンチな気分・・・・
これには日照時間が関係しているのです。
太陽の光を浴びるということは
体や脳にとって非常に大事なんですね。
日照時間の短い地域では
うつ病の発生率が高いという
データもあります。
日照時間が短くなることによって
セロトニンという脳の神経伝達物質の
生成が減少して、脳の働きが低下します。
セロトニンは感情の安定や
他の神経系の統制などの役割を果たしているため
減少すると感情面に影響が出て
気持ちが不安定になります。
また人間はサーカディアンリズムという
一定のリズムによって生活をしています。
サーカディアンリズムは
24~25時間周期ですが
1日は24時間なので、少しずつずれてきます。
そこで、朝日が浴びることで
体や脳に「朝が来たので、活動するよ!」
と知らせてあげるのです。
気分落ち込んだりすると、外出するのも億劫で
カーテンを閉め切って、部屋に閉じこもりがち。
(昔、わたしはそうだったわ~)
でも、それでは余計気分は沈んでしまいます。
ガッとカーテンを開けて
ちょっとひんやりして空気を入れてみて
朝日を浴びながら、深呼吸しましょう。
脳からセロトニンが出るスイッチが入れば
あとはいいことずくめですよ
セロトニンについては
過去記事もご覧になってくださいね。
(「しみじみと感じるセロトニン 」)
でも、わたしは秋が好きなんですけどねっ
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