引退して3年が経ちました。

すでに元サッカー選手…

よりも指導者として、みなさんにみられるようになりました。


引退した当初は、自分の選手としてのプライドや自信、誇りみたいなものと世間の自分を見る目に凄くギャップを感じて、それを受け入れようとしたり、逆にはね除けようとしたりと一生懸命、もがいてきた感がありました。


最近になって、自分も指導者として物事を見て、考えるようになってきたので、自分の見方と世間の自分を見る目もだいぶ近づいてきたのかな?と少し落ち着いてきた感じがします。


しかし、指導者としての難しさに直面してきていることも事実です。


特に育成年代を指導していたら、一生懸命やっている人間が損をしてしまう!みたいな錯覚に陥りそうになります。


さっき言ったのにすぐ忘れる…


1日言い続けて良くなったのに次の日は忘れている…


積み上げてきて良くなってきて、さぁこれから次のステップだ~と思ったら、ある日パタッと出来なくなるダウン


突然できるようになる、逆パターンもありますあせる


指導って、その繰り返しなんですけどね…



僕よりも身体能力が高い、体が大きい、技術が高い選手がゴロゴロいるプロサッカー選手の世界で僕は体も小さく、身体能力が低く、体も硬かったので、プロの世界で生きていくため、体調管理には人一倍ストイックに生活をしていかないといけないと考えていました。


自分に厳しく、努力を続ければ、必ず結果はついてくる!と自分を信じて1日1日無駄にすることなく、積み上げて14年間プロサッカー選手生活が続けられました。


しかし、教える側になるとその考え方がまったく通用しないことに気づきました…


自分がやるわけじゃないので、まったくもって選手時代と同じ考え方は通用しないとわかりました。


人を動かすこと、非常に難しいです。


究極の自己満足を与えなければ、納得して人は動かない…


ましては子どもたち


純粋で欲がなく、計算して動くものでもありません。


しかも、学生ですから勉強や学校行事が第一です。


各家庭でも子育ての方針がありますし、家庭の行事などもあります。


僕が一生懸命、トレーニングしたり、話をしたりして積み上げても、サッカーが中心の生活をしているわけでもないので、そう簡単に染み付くわけはありません。


そこで、自分も考え方を変えました。変えたと言うより


「全てのことを受け入れる!」


こうあるべきだ!こうするべきだ!
あ~じゃない!こ~じゃない!
なんでそうなるんだ!


とそこに向けてのストレスを我慢するのではなく、受け入れて自分のパワーに変える。


我慢とは学ぶことで解決するのかな?


僕は最近、生活のリズムを少し変えました。


自チームの公式戦前のルーティーンも選手時代とまったく変えました。(つい3日前までは選手時代と同じルーティーン)


全てを受け入れて、パワーに変えることができるよう、自分を変えられるように頑張りたいと思います。


そこで陥りやすいのは、信念を曲げてしまうことだと考えます。


選手だろうが指導者だろうが、信念を曲げたら、誰もサポートしてくれなくなると思います。


信念は貫きます!


信念を貫くために、まずは自分が変わらなければ!


情熱と我慢


我慢とは変わること


自分頑張れ!




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