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中国高校サッカー新人大会
日時 : 3/13~15日
場所 : 未発表
出場校 :
鳥取 → 米子北、米子東、境
島根 → 大社、立正大淞南、明誠
岡山 → 岡山学芸館、作陽、岡山龍谷
広島 → 広島皆実、瀬戸内、広島観音、広島工大
山口 → 高川学園、西京、山口
※ 各県の新人戦の1位から3位(広島県のみ4強)が出場
赤文字は去年の選手権全国大会の出場校
【過去結果】
2016年
優勝→広島皆実
準優勝→瀬戸内
3位→広島観音
2017年
優勝→立正大淞南
準優勝→岡山学芸館
3位→瀬戸内
2018年
優勝→岡山学芸館
準優勝→高川学園
3位→広島皆実
2019年
優勝→高川学園
準優勝→立正大淞南
3位→就実
2020年 中止
【見どころ】
中国5県の新人戦の頂点を決める大会。
昨年の選手権の代表校がすべて顔をそろえており、楽しみな大会だ。
毎年この大会で優勝したチームは、その年の選手権でも優勝しており、今年の選手権を占ううえでも重要な大会。
≪参考データ≫
2016年優勝 広島皆実
→ 2016年選手権県大会優勝
2017年優勝 立正大淞南
→ 2017年選手権県大会優勝
2018年優勝 岡山学芸館
→ 2018年選手権県大会優勝
2019年優勝 高川学園
→ 2019年選手権県大会優勝
【注目チーム】
・米子北(鳥取)
山陰の雄。昨年の選手権1回戦で、優勝した山梨学院と1-0の大熱戦を演じた。
19年20年連続でルーキーリーグ中国も制しており、優勝候補筆頭。
・立正大淞南(島根)
選手権県内最多出場の強豪。
昨年のコロナクラスター発生のトラブルからの復活を期し、3年ぶりの優勝を目指す。
・作陽(岡山)
昨年の選手権1回戦では強豪の星稜(石川)に勝利。
選手権準優勝もある名門。
・瀬戸内(広島)
20年ルーキーリーグ中国2位。
・高川学園(山口)
昨年の選手権1回戦では優勝候補の昌平(埼玉)相手に優勢に進め、PK戦まで追い詰めた。
19年ルーキーリーグ中国2位。
↓結果情報を追記
【結果情報】
【1回戦】 3/13
高川学園 3-1明誠
広島皆実 5-1 岡山龍谷
立正大淞南 3-1 広島観音
≪得点≫
立正大淞南 : 三原弘稀(2年)×2、香西銀二郎(1年)
広島観音 : 加川真聞(2年)
岡山学芸館 3-0 米子東
瀬戸内 5-0 境
米子北 5-1 西京
大社 0-0(PK:5-4)広工大
作陽 4-0 山口
≪得点≫OG、馬場裕介(1年)、田中隼哉(2年)、原田涼汰(2年)
≪戦評≫
総じて波乱のない順当な結果となった。
各県の新人戦優勝校(米子北、大社、岡山学芸館、広島皆実、高川学園)が順調に2回戦にコマを進めた。
昨年選手権全国出場の作陽、県内最多選手権出場の立正大淞南、広島の双璧の瀬戸内も快勝
【2回戦結果】 3/14
高川学園 3-1 広島皆実
≪得点≫
高川学園 : 西澤和哉(2年)、中山桂吾(2年)、小澤颯太(2年)
広島皆実 : 田井力渡(2年)
立正大淞南 4-1 岡山学芸館
作陽 0-3 瀬戸内
米子北 2-0 大社
≪戦評≫
2020年選手権全国出場の作陽(岡山)、大社(島根)、広島皆実(広島)が敗退。
岡山県勢は2回戦で姿を消した。
作陽あたりは全国出場のため、新チームの立ち上げが遅かったことも影響してるかも。
それでもきっちり勝ち切る米子北と高川学園は素晴らしい。
【準決勝結果】 3/14
高川学園 4-1 立正大淞南
瀬戸内 1 (PK 8-7) 1 米子北
≪得点≫
瀬戸内 : 有吉勇人(2年)
米子北 : 渡部颯斗(2年)
≪戦評≫
2020年選手権でJリーグ内定4名を擁し、優勝候補とうたわれていた昌平(埼玉)と互角の勝負を演じた高川学園(山口)が快勝で決勝へ。
瀬戸内(広島)がスコアレスの熱戦をPK戦で制して決勝へ。
【決勝】 3/14
決勝
高川学園 1(PK4-3)1 瀬戸内
≪得点≫
高川学園 : 中山桂吾(2年)
瀬戸内 : 伯野航太(2年)
≪戦評≫
高川学園はMF林晴己(2年)やFW中山桂吾(2年)らを中心に攻め、対する瀬戸内もFW佐野竜眞(2年)や伯野航太(2年)の攻めで対抗。球際が激しい熱闘はPK戦で決着。
高川学園は2019年に続く、連覇!
おめでとうございます!
ちなみに2020は大会中止だったが、高川学園は山口県大会で敗退していいため出場権を獲得しておらず、もし2020年大会があったら,連覇にはならなかった
3位決定戦
立正大淞南 1-1 米子北
≪得点≫
立正大淞南 : 加古圭佑(2年)
米子北 : 佐野航大(2年)
≪戦評≫
隣県のライバル校同士、ベストメンバーでのガチンコ勝負になった模様。
米子北がエースMF佐野航大(2年)らを中心に押し込むも、立正大淞南はGK長野大河(2年)を中心とした粘り強い守備で対抗。強豪校同士らしい熱戦は引き分けで終了。
【総評】
優勝の高川学園は昨年の選手権全国大会で優勝候補の昌平相手に互角の戦いを演じており、その強さは折り紙つき。新チーム立ち上げから3か月で中国大会を制したことは、今年のさらなる飛躍を予感させる。エースのMF林晴己(2年)は今年大ブレイクの予感。
準優勝の瀬戸内はDF伯野航太(2年)らの成長著しく、広島皆実とのライバル対決に向けて弾みがついた。
米子北や立正大淞南も強豪としてのその健在を示した。