遂に… | 高塚久憲(ヒサ)のブログ

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北海道・知床半島沖で観光船「KAZU 1(カズワン)」が沈没した事故で、専門業者「日本サルヴェージ」の作業船「海進」が27日未明、カズワンを船上に引き揚げた。海進は27日午後、網走港に入港。第1管区海上保安本部(小樽)は28日以降、カズワンの船内調査を実施する。水を抜く等陸揚げに向けた準備も進める。

関係者によると、1管は近く、運航会社「知床遊覧船」の桂田精一社長(58)の立ち会いの下で捜索し、差し押さえた上で、事故原因の特定に向け捜査を本格化する。

海進が26日午後、カズワンを海面まで吊り上げた。「横抱き」と呼ばれる手法で海進の左側面に固定し、浅い海域までえい航。青いシートで覆った船体をクレーンでゆっくりと海面から船上に移し、27日午前3時20分頃に引き揚げを完了した。

1管等は船舶と航空機で洋上捜索を継続。ロシアが実効支配する北方領土・国後島で発見された2人の遺体についても情報収集を急ぐ。

「国交省として責任果たせず」

岸田文雄首相は27日の衆院予算委員会で、北海道・知床沖の観光船沈没事故について「事業者の安全意識の欠如を十分に把握出来なかったことは、真摯(しんし)に重く受け止め無ければならない」とした。立憲民主党大串博志氏から事業者が国交省の特別監査を受けていたことを問われ、「安全意識の欠如を把握出来なかったことは、国交省として責任を十分果たすことが出来ていなかった」と答弁した。立憲民主党の泉健太代表は斉藤鉄夫国交相の責任について「国交省の指導監督が果たされていない。国交大臣の責任は当然ある。間違いなくある」と重ねて言及した。

the end.