北条政子の物語というか、「鎌倉殿の13人」のイメージで読めました。
あのドラマの北条政子の様子がくっきりと重なってきます。
大姫の哀しみが伝わってくるのですが、そのことを政子は理解しない。
朝廷と武士の違いもわかっていない。
政子はただただ頼朝が好き。
政子基準の幸せを押し付けられても、拒めない大姫。
北条の力で征夷大将軍になれたので源氏の頭領であっても、政子には逆らえない頼朝。
子供全員に先立たれても、北条の人間として生きている政子の強さ。
その鈍感さが尼将軍の強さだと思いました。
