英国の幽霊城ミステリー:織守きょうや | 図書館司書の読書日記

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著作権法上、ネタばれしないように書いているので味気ないとは思いますが、こんな本があるのだと興味を持っていただけたら幸いです。


 ワクワクするタイトルです。

 イギリスには現役のお城がいくつもあって、そこに幽霊も同居しているなんて。

 そこに住まう王族の方は幽霊を恐れていないのかしら?と思ってしまいますが、そこが日本人の感覚とは違うようです。

 歴史上有名なヘンリー8世の妻たち。

 そりゃあ幽霊になってでも祟りたいだろうと思うような仕打ちを受けた方もいるのでしょうが、ただ現れるだけで悪さをしないのが英国の幽霊だとか。

 マナーハウスとして活用されるお城もあるそうですが、幽霊さんにマナーを指摘されたらそれはそれで時代の違いなどを感じられそうです。

 残念ながら訪問時に幽霊さんには会えませんでしたが、そういう背景を知識として持って、いつかまた訪れてみたいと思いました。