表紙に釘付けです。
「エロイカより愛をこめて」の第1作が46年も前のものになるなんて…。
ですが、ソビエト連邦が舞台であったことを思うと、東西冷戦、ベルリンの壁崩壊も、遠い過去のことなのだと痛感します。
そして今なお作品を生み出す作者のバイタリティに感服。
ヨーロッパの歴史や芸術の知識は、こちらの作品やベルバラなどから得たものも多く、その造詣の深さに圧倒されます。
青池保子 航跡のかがやき
そしてこんな展覧会も開かれているそうで、なんだかギチギチの夏休みスケジュール、どこかで行けないか考えてしまいます。
作品を生み出すその労苦と共に、それでも描きたいと思わせる魅力のある西洋の芸術品の数々。
生きるための糧を得ることに汲々とする日常の中で癒しとなる芸術鑑賞。ある意味セラピーですからね。