影踏亭の怪談:大島清昭 | 図書館司書の読書日記

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こちらは主に備忘録的読書日記と映画の感想を記しています。
著作権法上、ネタばれしないように書いているので味気ないとは思いますが、こんな本があるのだと興味を持っていただけたら幸いです。


 台風2号が猛威を振るっています。

 台風=夏休みのイメージがあるため気分は夏。

 夏といえば怪談。

 こちらの作品は夏休みの定番、稲川淳二さん的おどろおどろしさが感じられます。

 グリム童話のように怪談を採取している怪談作家の呻木叫子。

 彼女の採取した怪談の世界は、夜一人でいられなくなるほどの怖さはありませんが、ふと思い出した時になんとも背筋が寒くなりました。