銀幕のメッセージ:鯨統一郎 | 図書館司書の読書日記

図書館司書の読書日記

こちらは主に備忘録的読書日記と映画の感想を記しています。
著作権法上、ネタばれしないように書いているので味気ないとは思いますが、こんな本があるのだと興味を持っていただけたら幸いです。


 女子大生桜川東子の推理シリーズです。

 新しいメンバーが登場します。

 映写技師の千木良くん。

 名画座でカタカタと映写機が回る中、お仕事をしていることをいつものメンバーが羨ましがります。

 そして映画談義。

 ゴジラからスターウォーズ、男はつらいよ…。

 シリーズものの映画をいくつか絡めながら、いつものように謎解きをしていきます。

 いつもと違うのは、最後にいつものメンバーのひとりが亡くなってしまうこと。

 しかも、映画談義に加わっている人が犯人という…。

 とってもゆるくてふんわりしているメンバーの空気が変わってしまうくらい衝撃的で、メンバーの今後がどうなってしまうのかハラハラしてしまいます。