図書館司書の読書日記

図書館司書の読書日記

こちらは主に備忘録的読書日記と映画の感想を記しています。
著作権法上、ネタばれしないように書いているので味気ないとは思いますが、こんな本があるのだと興味を持っていただけたら幸いです。


 冤罪に苦しむ人に寄り添う「チーム・ゼロ」

 リーダーは女性。

 弁護士の父を持ちなるべくして弁護士になった友人。
 家庭環境に恵まれず回り道をしながら弁護士になった主人公。

 裁判官から政界に進出した政治家。

 捜査にあたって都合の良い証拠のみを採用する警察。

 冤罪の生まれる土壌はどこにでもある。

 冤罪を晴らすための証拠を集める「チーム・ゼロ」

 かつての判決が間違いであっては困る政治家。

 大義のための犠牲が冤罪を生むのか。

 面子のために新たな犯罪が起きるのか。

 警察の取り調べが思い込みで進む怖さと、丁寧に反証を繰り返す弁護士のありがたさ。

 映像化されるそうですが、どう仕上がるのか楽しみです。