最近、
「こびとのくつや」と名付けている作業がある。
同居は色々気を使うので、
主に夜、1人でそっと台所に入り
常備菜やら娘達の弁当のオカズやら
自分の好きなように作業する時間。
ほっとする時間。
「こびとのくつや」は童話。
貧しい靴屋の夫婦がいて、最後の靴を作るための皮を裁断して寝ると、次の日には素敵な靴が出来ていて高額で売れる。
そのお金で2足分の皮を買い、裁断して寝ると、また、素晴らしい靴が出来ていて高く売れる。
次は4足分の皮を買って、裁断して寝ると、また靴が出来ている。
貧しい靴屋は人気の靴屋になり、裕福になる。
ある日、誰が靴を作っているのか確かめようと夜中コッソリ夫婦が作業場を覗きみると、裸のこびとが2人で靴を作っている。
こびとに感謝していた2人は、小さな衣服を作って皮の代わりに作業場に置いておく。
こびと達はとても喜び、衣服を着ると家を出ていきました。
おや?
何かね、似た話思い出したの。
そう、
ハリーポッター!
屋敷しもべ妖精の「ドビー」
ハリーの策略で、イジワルなマルフォイ氏から靴下をもらい、晴れて自由になるドビー。
主人から衣服を貰えると解放される。
こびとのくつやは、「屋敷しもべ妖精」の話だ!
と、気付きました。
童話を大人になってから調べると、結構面白いです。
春の兆し。