画像は本格的焚き火台を使った焼いもですが、大きな焚き火台は高価で、1万円以上します。
これを、家庭で手に入りやすい焚き火台代用品、タライ(金属製、直径40以上)とブロックで代用するアイデアをご提供します。
タライは、軽くて安価。底に穴をあければ通気性も確保できます。
話が前後しますが、「もみ殻で焼き芋をするとおいしくなる」のには、いくつかの科学的・実体験的な理由があります👇
🔥 ① 遠赤外線効果で中までじっくり火が通る
もみ殻は燃えると遠赤外線を多く放出します。
この遠赤外線が芋の内部までゆっくり熱を伝えるため、
外は香ばしく、中はホクホク・しっとりと仕上がります。
🌾 ② 温度が穏やかで焦げにくい
もみ殻は木や炭ほど高温にならず、
200〜300℃程度の安定した低めの温度で長く燃えます。
そのため、表面が焦げすぎず、甘みを引き出す「低温焼き」が可能です。
🍠 ③ デンプンが甘みに変わる
さつまいものデンプンは、
70〜80℃前後で「麦芽糖(マルトース)」に変化します。
もみ殻焼きはこの温度帯を長時間キープできるため、
芋の中のデンプンがゆっくり糖化して自然な甘さになります。
🌬 ④ 煙が少なく、香ばしい風味がつく
もみ殻は燃えるときの煙が少なく、
ほんのりとした香ばしい香りが芋に移ります。
この「もみ殻の香ばしさ」も、味の深みを出す要素です。
🧺 ⑤ 灰が芋を包み、蒸し焼き効果が生まれる
もみ殻が燃えると細かな灰が芋を包み込み、
熱を閉じ込める蒸し焼き状態になります。
これにより、外は香ばしく、中はしっとりねっとり。
🌟まとめると:
もみ殻焼き芋は「遠赤外線 × 低温長時間 × 蒸し焼き」で、
さつまいもの甘みと旨みを最大限に引き出す、
まさに“自然のオーブン”なのです。
焼き芋の焼き方
🔥準備するもの
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直径40cm以上の焚き火台
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もみ殻(鍋一杯〜2杯ほど)
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さつまいも(中サイズ)
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アルミホイル(または新聞紙+アルミホイル)
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火ばさみ・耐熱手袋
🔥火のつけ方
キャンプで用いる焚き火台でご説明していますが、タライでも同様です。
中央に炭または小枝を少量置き、着火剤で火をつけます
火が安定したら、その上にもみ殻をかぶせて全体に火を回す。
※炎ではなく、全体がじんわり赤くなる状態(燻り状態)を作るのがコツ。
淵一杯までもみを入れます。しばらくすると、もみが焼け、黒く炭化します。
アルミホイルに包んだサツマイモをおきます。
もみ殻が赤くなりはじめたら、包んだ芋をその中に埋めます。
さつまいもの下準備
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さつまいもを軽く洗い、泥を落とす。
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新聞紙で包んで軽く湿らせ(焦げ防止)、その上からアルミホイルで二重に包む。
⏱焼き時間の目安
| 芋の太さ | 焼き時間 | 状態の目安 |
|---|---|---|
| 細い(3〜4cm) | 約50〜60分 | 竹串がスッと通る |
| 中くらい(5cm) | 約70〜90分 | 全体がしっとり柔らかい |
| 太い(6cm以上) | 約100〜120分 | 中心まで甘くトロトロ |






