「用があるからちょっと来てくれ」
ヒマそうに見えているのか、軽い感じで親戚からの呼び出しが。
しかし、割と忙しい昨今
セカンドライフで遊び、早朝から飲みにも行っているけれどタイミングが悪い。
んでも、デキるビジネスマンっぽいスケジュールってのもたまにはいいな。と向かいます
「え・・・ そんだけ?」
「うん」
「ふざけんな・・・!!!」
くだらない用事だったもんで、ご立腹メーターがMAXに。
しかし、しかし
ここの家には従兄弟の子供達がおり、小さい頃から猫かわいがりしてたんだ
あの子達の笑顔さえ見れれば、こんなつまらない怒りなんて消えてしまう
よし、ちょっと顔出してくるか。
夕食だった様で、従兄弟の子供(姉と弟)はお食事中
どうやら従兄弟はまだ仕事から帰っておらず、嫁(従兄弟の)が出迎えてくれます
「お久しぶりです、いらっしゃいー」
年上の人に敬語を使われるのは何か恥ずかしいが、
「どうも、お久しぶりです。お邪魔しますねぇ」
と、家にあげてもらいます
この従兄弟の娘、姉の方とは色々な思い出があって
まだ3~4歳だった頃
「なんで耳に輪っかがついてるの?」
「うん?」
「痛そう・・・・・・」
「うん。超痛いよ」
「平気・・・ なの・・・・・?」
「我慢してるの。 これね、もう取れないんだ」
「どうして?」
「鬼 がね、「やめて!」って何度もお願いしたのに許してくれなくって」
ビクビクしている姉
「悪い事・・・したの?」
「ううん、何もしてないんだ・・・ でも無理矢理。 血だらけ でさぁ・・・」
「かわいそう・・・」
「○○いるでしょう? 俺の妹の○○」
「うん」
「あいつ、実は 赤鬼 なんだよ・・・」
「うん・・・・」
「こないだ夜こっそり覗いたら、鬼になってたんだ・・・・」
「うん・・・・」
「あいつ、人間のフリ してるからさ、気をつけないとダメだよ」
「うん」
「話しかけられも返事しちゃダメだよ。 食べられちゃうから」
「うん」
あれから10年近く経った
中学にあがった姉は、未だに妹とは口を聞かないそうです
