この5週間は大きな変化があった。
なんと言っても就職だ。
就職と言っていいのか?
就職の練習か?
そうかもしれないけど、
A型事業所で働き出した。
練習だとしたら練習にならない。
あまりの快適さに抜け出せない。
わたしは下の子が大学卒業する迄
あと10年働きたいけれど、
あと10年居座りたいくらいである
A型事業所を踏み台にして
どこかに行くなんて考えられない。
だからずっと精神科を受診して
精神障害者手帳が必要になるので
主治医とも10年つき合わなきゃ。
と思い今日はお礼を述べる事にした。

「ヒルカラさん、こんにちは
今月からお仕事を始めましたが、
調子はどうですかぁ?」
「おかげさまで
在宅はストレスがなく、
週1回の通所でも話が禁止なので
仕事だけに集中する事ができて
人間関係もなく働けています。
長く続けられたらと思います」
「なるほど、なるほど、
あーそれはいいですねー、
A型は続けられますからね」
「今週からは仕事内容が変わって、
パソコンの単純作業から
YouTubeの台本作りになりました。
一人一人の個性を活かそうとして
仕事を与えてくれてます」
「へーそれはいいですねー!
あー本当によかったですねー」
「先生が短い時間で在宅で
働くよう言ってくれたおかげで、
A型事業所で働く事がでしました。
普通の会社で働いてたら
疲れてすぐ辞めていただろうし、
こんな事にもなりませんでした」
と前はあんなに短時間の指示や
A型事業所に文句言ってたけど、
心から感謝の意を込めて言った。
そしたらいきなり男前になって、
「いえいえ、
ヒルカラさんの才能があるからですよ、
だから自分に自信を持ってください」
って決め顔で言われてびっくりして、
固まって何も言い返せなかった
「はい、頑張ります!」
とか
「ありがとうございます!」
とか
言えばよかったのか?
でも台本作りもまだ自信ないし、
なんで才能があると言えるんだ?
振り返っても不思議な発言だけど、
多分先生は何も深くは考えてない。
先週月曜は祝日だった事もあり
国立大学病院はさらに混んでいた。
次々診察こなすのに精一杯だよね
というわけで自信は持たないけど、
明日からちゃんとYouTube勉強して
A型事業所で働き続けられるよう
真面目に取り組もうと思う
(プレッシャーになったね)