この世には恋人がいなくても平気な人と
恋人がいないと生きていけない人がいる。
わたしは後者の生きていけない人。
それも病的な淋しがり屋である
中学から30歳で結婚するまで
常に恋人が複数人いた気がする。
そんなわたしが印象に残っているのは
二つの遠距離大恋愛である。
淋しがり屋に遠距離恋愛できるのか?
できるわけがない。
一つは同棲し、一つは結婚した。
離れているほど想いは募るのだ。

一つ目は、
高3のGW明けに東京で大地震の噂、
わたしは友達と群馬の北軽井沢へ
学校を休んで避難しに行った🧳
そこのペンションのバーで
お酒を出していた彼に一目惚れした
ちなみに友達も彼に一目惚れした。
帰ってから二人で一緒に休み時間に
学校の公衆電話から彼に電話しまくり📞
彼は昼間は暇なので相手にしてくれた。
ある夜、彼からもわたしに電話が来て、
夏休みに住み込みバイトに来なよ、
と言われた
こっそり荷物をまとめて家出同然で、
一学期の最終日に学校から制服のまま
上野駅に向かい彼の住む北軽井沢まで
一人電車に乗りながらお菓子食べてた🚃
あの頃のわたしにとっては大冒険だった。
親にはペンションで住み込みバイトを
すると嘘の電話を入れておいて、
最初は群馬で二人で暮らしていたが、
そのうちすぐに彼が
「ケジメをつける!」
と言い出して、
群馬から東京のわたしの実家へ向かい、
「お嬢さんと結婚させてください🙇🏻♂️」
とわたしの両親に頭を下げた。
両親は突然の事にめちゃくちゃ驚いて、
「あのう、娘はまだ高校生なので、
大学卒業したら結婚してください。」
と彼に言い、わたしには、
「大学卒業して公務員になって
一生共働きして彼を支えなさい。」
と説得した。
彼が不安定だとすぐにわかったようだ。
父は当時会社役員で年収2000万超、
だから彼のような職業を心配していた。
高校卒業までまた遠距離になったけど、
父が大学近くのアパートを探してくれ
保証人にもなってくれ、
彼も東京で仕事を探して会社員になり、
大学入学には同棲を始める事ができた。
留学行くまで3年間は同棲が続いた。
ホステスをしていたので土日以外は
あまり会えなかった気がするけど
大学にも恋人ができてバレていたし、
留学先でもできて相手が帰国してきて、
修羅場のようになって終わった
いや〜せっかく遠距離恋愛のいい話を
したかったのにいい話じゃなかったわ
二つ目は今の夫と福岡と石垣島で
今度はお酒を出してたわたしに
社員旅行中の夫が一目惚れしたやつ。
いや〜これは運命の出会いだったね。
(←二つ目端折り過ぎじゃない?)
とにかく
遠距離恋愛って電話とかメールで
会っている時よりももしかしたら
心の深い所で繋がって感じられる
だから短期間で仲良くなれるし、
すぐ同棲、すぐ結婚となる
ブログのコメントとかも
実際の距離は関係なく
心が温かくなる。
本当に不思議。
(まとめたね)