リスカ痕のあった娘の新しい友達。
娘が見た傷は全部で5本位あり、
まだ赤い真新しい傷もあったそう。
親御さんはその事に気付いているのか?
もし親御さんが気付いているなら、
明るく元気ではいられないはずだ。
柄にもなく自ら挨拶をしようとした。
少しお話すれば虐待しそうかどうか
わかるかもしれないと思ったし、
怪しければ児相に通報する覚悟で。

娘からその子の席の場所を聞いたので
教室に着くとすぐにその子がわかった。
眉毛をほぼ剃っている
ヤンキーじゃないか!
あー名前もキラキラネームかと思ったら
暴走族風でもあるじゃないか!
そしてその子に話しかける母親が来た。
眉毛を半分剃っているがすっぴん
上下色の違うGジャンとGパンに、
グッチのハンドバッグが開けっ放しで
ペットボトルの半分がハミ出ている。
爪は虹色のラメがびっしりと塗られ、
すっぴんとのギャップが大きかった。
ここまで読むと、あ、若いママなのね、
と思われそうだが、凄く老けていた。
もしくは若い祖母かもしれなかった。
わたしの頭の中に「児相へ通報」の
文字がはっきりと浮かび上がってきた。
そして挨拶する事はキッパリ諦めた。
話にならないと決めつけたからだ
向こうも授業参観の途中で帰り、
懇談会には出席しなかった。だろうね。
わたしは雰囲気で怪しいと感じたので、
小学校からの親しいママ友に相談した。
すると、見た目だけで児相は早いから、
とりあえず担任に話そうと言われた。
そして懇談会の後、担任の先生に
一緒に話してくれる事に。
すると先生は、小学校からの連絡で
自傷行為の事は把握しているという。
ただ新しい傷となると、最近だから、
すぐにスクールカウンセラーと連携し、
リスカ痕の事は聞かずに、
悩みを聞いていく、との事だった。
また、先生は以前にも自傷行為をする
お子さんを2年連続受け持った事があり、
家庭とも連携して解決した経験がある、
との事だったので、任せようと思った。
先生は、娘が傷を見て動揺してる事を
心配してくれ、わたしには自分の娘の
ケアをするようにお願いしてきた。
これでこの話は終わりになるかな?
スクールカウンセラーという存在を
すっかり忘れていたよね。
相談した事がないけど、何かあったら
保護者も相談できるので心強いな。
(アンタも娘に相談されないようにね)