いつものように
「調子はどうですか?」
と聞かれたので、
「この3週間、焦燥感が酷くて、
大手派遣会社に登録だけしたり、
ボランティアの面接を受けたり、
親子留学の申込みをしたりして、
今はすっかり疲れて25点です」
と、聞かれる前に点数まで答えた。
すると、
「なるほど、じゃあ今は、
焦燥感もなくなって、
25点に落ち着かれたのですね。
それより、親子留学は、
高かったんじゃないですか
いくらだったんですか」
と、体調よりお金の心配をされた
担当医は、
わたしが躁状態の時に浪費が続いて、
我が家の貯金がスッカラカンになったのを把握しているからね
傷病手当金が最近まとめて入ったから、
全額使ったと言ったら引きまくられた
それからしつこく、
「傷病手当金は、いくら入ったんですか
留学費用の方が高いじゃないですか」
と、物凄く心配されたので、
「お金は、また入ってきますから」
と、今日はわたしの方が宥めた。
それでもまだ、
「ご主人は、何て仰ってます」
と、あり得ないといった感じだったから、
「夫も、
子どもたちが行きたがっているし、
今まで海外旅行も連れて行った事がなく、
英会話も習わせてあげた事がなくて、
それを考えたら高くないかと…」
と、なぜか涙ながらに訴えるハメに。
担当医は困りながらも折れてくれ、
「なるほどね、わかりました
じゃあ、楽しんできてくださいね
薬も持っていけるので大丈夫ですよ」
と、最後は諦めてくれた。
今日は、まるで親戚か親みたいで、
全然お坊さんキャラじゃなかった

あと、
会社から、
1回辞めた方が心が休まるんじゃないか?
と提案されて、
「もう会社も辞めて欲しいみたいだから
行きづらくなってきました」
と話したら、
「辞めて欲しいんでしょうねぇ。
でも、それはあなたの権利だから、
こちらは来月も希望されるなら
診断書はいくらでも書きますよ!」
と、はっきり言うなー!と思いつつ、
頼もしくも感じられた
今日は担当医が親身に感じられて、
ちょっと、いやかなり、嬉しかった