なんか朝からソワソワソワソワ
落ち着かないと思っていた
やらなきゃならない事が山積みなのに
何から手を付けていいのかわからず
やろうとしてもやれる自信もなく
もう自分はダメだと思った
それでもまだ薬の飲み忘れに
気付く事ができないまま昼になった。
気付いたのは、コップを洗い終えた時。
コップを水切り籠に立てたとたん
何かを訴えかけられたのだ。

「アンタ、昨夜、
アレを飲んでないんじゃない?
早く今すぐアレを飲んじゃいなよ?」
急いで薬の残数を数えてみると、
やはり1日分多かった。
こんな小さな薬一粒飲み忘れるだけで、
こんなにも無能感に襲われるのかと
恐ろしくなった
出されたから飲んでただけだったけど、
これがないとわたしはダメなんだと
思い知った
アリピプラゾール…
その名前だけでバカにしてごめんよ