生理と双極性障害って
関係あると思わなかったけど、
今かかっている精神科で
いろいろ聞かれた事の一つに、
PMS=月経前症候群があった。
「今まで、生理前は、どうでしたか?」
「あー、もう、最悪でした
いつも彼氏や夫が被害者でした
今は更年期で不規則なので、
いつが生理前かわかりませんが」
「やはり、そうでしたか。では、…」
と、たったこれだけだったが、
生理前の気分激変も関係あるのかと
一人で内心へぇへぇボタン連発。
女性ホルモンのバランスの変化に
ものすごく敏感に反応するらしい。
周りの人や状況だけでなく
自分の体にも影響されるなんて、
双極性障害はとっても忙しいんだな。
妊娠中はそれこそ大変だった。
毎晩のようになぜか戦場にいて
爆弾から逃れようとする悪夢を
見て泣き叫んでいた
総合病院の産婦人科だったので、
精神科と連携を取りながら
なんとか出産できたけど、
その時はASDとか双極性障害とか
医師も自分もわかってなくて、
ただ精神安定剤や睡眠薬を
赤ちゃんに影響ない範囲で飲んでた。
出産後に精神科へ行くと、
診察室に入るなり医師に驚かれた。
「まるで、お顔が別人ですね
出産前はあんなに死にそうな顔を
していたので心配でしたが、
嘘みたいに明るく晴れやかですね」
「はい、ありがとうございました
お腹にずっと爆弾抱えているみたいな
恐怖に襲われていたので、
それがなくなって最高です」
(2人目妊娠の時は、腹の中の物体が
爆弾ではなく可愛い赤ちゃんだと
わかっていたので、悪夢もなかった。
これは、初めての事にパニックになる
ASDの特性によるもので、
双極性障害とは関係ないかも)
「じゃあ、もう薬はいらないですね
もう来なくていいですよ、お大事に」
とあっけなく卒業できた。
わたしの場合は、産後鬱がなかった。
人より早く鬱が始まったから
人より早く鬱が終わったんだと
その時は思っていた。
今思えば、
出産を境に鬱から躁へ転じたのだろう。
育児は幸せ気分で一生懸命世話をした。
その話にも、今の精神科医が
「ふーん、なるほど。
妊娠中に精神科にかかってたんですね。
それなのに産後鬱がなく、
別人のようだと言われたとは。」
と興味深そうに頷いていた。
更年期になって、
常に気分異常になったので、
月経前症候群が目立たなくなったが、
生理痛の痛みや頭痛やめまいが酷く、
吐き気までするし腹が臨月並に張る。
〈更年期 生理痛〉 で検索すると、
[ホルモンバランスの乱れによって
生理痛が重くなることがある]
とあった。
子宮の痛みも若い頃とは違う。
若い頃は、子宮が絞られるような
内側を熊手で引っ掻かれるような
分かりやすい痛さだったが、
今は、子宮が力強く掴まれながら
「今から絞るから覚悟しろや」
と脅され続けている拷問のよう
そんで、生理3日目になって
やっと絞られる痛みに変わって、
生理1日目のような出血になる。
要するに、時間がかかるのね
今日は生理3日目なので、
やっと脅しから解放され
本格的な痛みが始まって、
ホッとしているところだ
今は精神科に通院して
双極性障害の薬(ラツーダ錠20mg0.5錠)
を飲んでいるおかげか、
体の痛みや不調だけで済んでいる
ありがたや〜
ありがたや〜