2005/02/14のニュース | 本日のニュース

2005/02/14のニュース

国際社会に核拡散の危機 アナン事務総長(共同通信 より)

 国連のアナン事務総長は13日、ドイツ・ミュンヘンで開かれた安全保障会議で演説し、国際社会は核拡散の危機に直面しており「新たな対応を取らなければ、非常に近い将来、核兵器保有国の増加を招くことになる」と警告した。ロイター通信が伝えた。
 特定の国名には言及しなかったが、10日に核兵器保有を公式に宣言した北朝鮮や、核開発疑惑のあるイランを念頭に置いた発言とみられる。
 北朝鮮等のこれから核開発を行おうと考えている国は、開発を止めろと言われても、アメリカを始め多数の国が核を保有しているのに、なぜ、自分の国がもてないのだと反論するでしょう。
 相手が武器を持っていると分かっているのに、素手で戦いには行くことはまずありえません。
 多数の国が核兵器を持っている中、なぜ使用されないかというと、自国から核兵器を使用したことが分かると、世界からいっせいに非難され、完全に国際社会から抹殺されてしまいます。
 恐らく北朝鮮等もまず威嚇のためだけに核開発を行っていると思われます。
 しかし、新しく核兵器保有国になって一番世界に恐怖を与えるのは日本だと思います。 世界一を争う技術力と経済力を使用すれば、恐らくアメリカをしのぐ核兵器を開発できるでしょう。
 日本が核兵器の開発を止めろと北朝鮮に行っても、核を持っていなければ説得力は無いに等しいと思います。
 核兵器保有を止めさせるには、まず、核保有国が全ての核をなくすことを考えなければいけないのではないでしょうか。