今となっては遠い昔の荒サイフリマで手に入れたパーツの一つ。


7700番のDURA-ACEのハブ、HB-7700とFH-7700。


中古相場も安定して高値を保っている人気の高いパーツの一つだ。ホイールの状態で販売されていたのをばらしたので、比較的お手頃な価格で手に入れることができた。





回転がすごし渋かったので分解してグリスアップした。玉押しは当たりの筋が見えるが、まだまだ使える。


一般的なシマノのハブと玉押しの形式が異なっており戸惑った。防水性と軽量を実現するためにデュラエースだけは独自に設計しているのだろう。


アルミ製のシャフトの軽さに驚いた。





リアも問題ない。


全体的に磨くと、埃と油で汚れていたのが、見違えるように綺麗になった。いいハブというのはなぜか玉当たりの調節もしやすい。非常にスムーズに回転するようになった。





もとのアルマイトの質が非常にいい。光を反射して柔らかく光っている。


重さはフロントで118g、リアで313g。過去に所有していた1世代前のデュラエースと比べると、リアで40gから50gほど軽い。



「あのリムを使ってホイールを組もう」や「〇穴のリムを手に入れたらこのハブでホイールを組もう」という妄想ばかりしているうちに、ハブというのはなぜか集まってしまうものだ。





特にフロントハブはセットでないと売れにくいのか、たまに新品でも叩き売られていることがあるのでつい買ってしまう。しかし、自転車の数には限りがあり、新しくホイールを組むのも稀だ。食材ばかり買って調理しないようなものである。


そんな大量のハブを収納する箱を自作してみた。





ベースは靴の空き箱。





適当な段ボールを切って、組み合わせて、仕切りを作る。計画も立てずに作ったせいで少々歪だが、入ればいいとする。





収納。

穴が多い。