一年近く使っていたシュワルベのタイヤがそろそろ寿命を迎え、パンクしやすくなった気がしたので、新しいタイヤに交換することにした。





今まで使っていたのはシュワルベのCX COMP、700×32C。


雪の中でも走れるように32Cでもノブが高めのタイヤを選択した。ワイヤービードで少し重めだったが、スピードに乗ると軽く、舗装路でもよく走るタイヤだった。


一度タイヤを前後でローテーションしたものの、センター付近でトレッドの摩耗が見られる。





今回交換するのは、IRCのJETTY PLUS(ジェッティープラス)、700×28C。


MTBで荒れた路面はカバーできるため、元がロードフレームでもあるパナソニックは少しタイヤを細めにして、軽快さを重視した。


フォールディングタイプで一本250gと軽量だが、値段は一本2500円以下とかなりコストパフォーマンスが高い。


タイヤサイドがブラウンなのも古いフレームに合わせやすくていい。





もう少し茶色が濃い方が好きだが。





タイヤ内側にはマークがついており、これをバルブホールと合わせると、ちょうどタイヤのロゴがリムと合うようになっている。








パターンは排水用の溝が少し入っているだけで、スリックタイヤに近い。


意外と28Cでも細く感じる。





少し走ってみた。


最初の印象はやはり軽い。今までが32Cのブロックタイヤだったのもあるが、漕ぎ出しのスムーズさと加速感が今までと比べると段違いだ。


フロントはシングルで44T、リアは10速の12-30Tだが、かえってトップギアが足りなくなる。


価格帯や対象が似たようなタイヤとして、パナレーサーのクローザープラスがあるが、以前使った時に感じたもっさりとした感覚はこちらの方が薄い気がする。


残念なのは、振動吸収性だ。チューブラーと比較するのは誤りだが、普段チューブラーに乗り慣れている分、振動のいなし方が不快だ。振動の角は取れているが、かなりダイレクトに伝わる。チューブが入っていない、ゴムで走っているような感覚だ。


あまり長距離荒れた道は走りたくない。


ただ値段が値段なので、それを考えるとクリンチャーのロードタイヤの中ではかなり満足できる部類だ。クリンチャーにそこまでの性質は求めないので、またリピートしてもいいと思える。