北条土器本舗 | 日本中世史を楽しむ♪

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―武士道と云は極道と見付たり。―

 治承3年(1179)年。伊豆。

〇北条土器本舗(ほうじょうかわらけほんぽ)
 伊豆国田方郡にある土器(かわらけ 杯<さかづき>)の製造・販売会社。家内制手工業。狩野川等の水運を駆使して伊豆一帯に販路を広げ、この規模の会社としては優良企業。

〇北条時政(42歳)
 北条土器本舗社長。子会社の江間寝具会長。やり手の商人(あきんど)。会社は順調だが、長女(23歳)がベタ惚れで駆け落ちまでしたので結婚を許した血統が良いだけの浮気者で生活力皆無の婿(33歳)が悩みの種。こないだも、「窯<かま>の火を見ていろ」と言ったところ、ホントに見ていただけで、窯の商品を全滅させてくれたので、怒鳴り散らした。
 しかし、今年、生まれた孫娘がかわい過ぎるので、離婚させるわけにも行かない。

〇北条宗時(20歳)
 北条土器本舗福社長。子会社の江間寝具監査。北条土器本舗次期社長と期待される真面目な好青年。

〇北条(江間)義時(17歳)
 時政が税金対策のため別会社として作った北条土器本舗の子会社、江間寝具の名前だけ社長。会社の商品のマットレス・枕の評判は良く、優良企業であるが、実権は会長の父、監査の兄が握っており、社長たる本人は土器の製作、姉の娘である1歳の姪大姫、5歳の弟五郎をはじめとする弟妹の子守が主たる仕事。でも、こないだ、コマーシャルには、しょーがないから、いやいや出た。

 

 ↑ これをTwitterで見たので、作ってみた。