私は有料老人ホームで働く介護福祉士です。
私が働く施設には、難病の方、疾患の末期症状の方々がたくさん入居しています。
みんな個室なのですが、食事などでお部屋を出るとき、ちゃんとクーラーを消して出てくれるんです。
でも、食事からお部屋に戻ると、お部屋内が蒸し風呂状態に暑いんです。
そして、皆様、体温調節が難しい方々なんです。
お部屋が再び適温になるまでに、身体に熱が籠もってしまって、具合が悪くなってしまうことが多々あります。
ご自分で歩行や車椅子で食堂まで行くとき、リハビリルームまで行くとき。
クーラーは、消さなくていいんじゃないかなって思うのですが。
みんな「もったいないから」って言って、律儀に消して出てくれるんです。
節電ですよね。
ご料金が変わるわけではないから。
南向きのお部屋なんか、クーラーを消すとあっという間にぐんぐん室温が上がってしまいます。
お部屋を空けるって言っても、食事だってリハビリだってお風呂だって、小一時間くらいなんですよ。
お部屋のクーラー、つけっぱなしでいいんじゃないかな?
でも、それができないのも、戦後から日本の高度経済成長期を支えてきてくれた方々の特徴なんですよね。
見習わなきゃいけないと温かい気持ちになるとともに、私は介護士なので体調が大丈夫だろうかと心配にもなるんです。