新しい勤務先で、管理職の方との顔合わせと、もう一度じっくり施設見学をさせて頂きました。

すべてがキラキラして見えてしまいました。
転職マジックですね~

まず、施設が綺麗!
素晴らしいと思いました。
新しい建物ってことももちろんあるんですが、綺麗か綺麗じゃないかって、要は清潔か清潔じゃないかなんですよ。

旅館やホテルと同じで、古くても清潔なら綺麗に見えます。

今回の施設見学では、そのあたりに気を配って見てみました。


言う事なしでした。

お風呂場やトイレって汚れが溜まりやすいですし、清掃してるかしてないかは、経験者が見れば一目瞭然です。

あとは、共用スペースや食堂なども、整理整頓されているか。

これもとても大事です。

人員不足で常に多忙を極める施設が、何から疎かになるかって、清掃と整理整頓です。

清掃に関しては、きちんと専門の業者を入れてるか入れていないかも大事。

清掃がしっかり行き届いていない環境で働き続けると、それが当たり前になってしまって。
ゴミが一つ落ちているのが当たり前になってしまったら、どんどんみんな落としても構わないみたいな心理に引っ張られますし。
ゆくゆくはそれが入居者への態度とか、ケアの内容にも派生してしまうのです。

何かをテキトー(疎か)にして、他は完璧なんてことは、あり得ないと思っています。

仕事なので、意識を高く、プライド持って働ける環境に身を置いていたいです。



管理職の方々も、とても親身に施設の説明をして下さいました。

一つとても印象的だったのは、介護主任と看護主任がいらっしゃってお話をしてくださった時に、こちらの施設では介護士は看護助手ではないので、縦ではなく横の関係で、お互いリスペクトして働いていると、強調していました。

このへんは、実際に働いてみないと分かりませんが、この考え方はとても大事だと思います。
理想にしている施設も多いかと思います。
理想は理想のまま…になってしまっている場所も。

どうしても看護師は介護師を下に見てくるところがありますからね。
仕方ない部分はあります。
看護師が本領を発揮している病院(白い巨塔)は、完全な縦社会ですから。
病院では介護士は看護助手であり、その中で長年看護師は働いてきているわけで。
それこそ、プライドがあると思うのです。

なので
対等なんて、恐れ多い気持ちもあります。

そういった超縦社会の白い巨塔で、揉まれに揉まれてきた看護師は、施設に来ても、我々を「介護さん」とか呼んできて、名前すら覚える気がなかったり。
こっちが「看護さん」なんて呼んだら怒るくせに。


転職先の施設は、看護師もそっせんしてナースコールも取るし、移乗介助も体位変換も、配膳も食事介助も、入浴介助にも入るって言ってました。

(マジかよ…キョロキョロ

これがもし本当だったら、かなりこっちの意識を変えないと、逆に注意を受けそうです。

今までの施設が、介護士≪看護師のパワーバランスがすごかったので、空気を悪くしないためにも、医療処置が終わったら
「あとやっておきますー」
だったので。
看護師も
「あとやっといて」
が普通だったので。


本当に新しい職場が、看護師と介護士が対等のバランスを保てているのか、ちょっと楽しみですニヤリ