我が家は、夫が7年以上前に突然いなくなり、その後まったく連絡が取れなくなって失踪してしまいました。


子供が上の子は2才、下の子は0才のときでした。


今現在も、連絡は全く取れませんし、どこでどうしているのか、生死すら不明な状態です。


車だけは当時、富士の樹海の中で見つかりました。


夫がいなくなった当日から現在までの経過は、今までのブログに載せているので、もしよかったら、読んでみて下さい。





こんばんわ。

今日は実は夜勤明けです。
旅行は明日から行ってきます。

ひとり親が贅沢してるなって、感じるかもしれませんが、大人一人と子供二人の計3人なので、まだまだ探せば贅沢しないで泊まれる旅行はあります。

あと、私は自分を着飾ることに今はあまり興味がなくて、子供のものはもちろん買いますが、自分のものは、ほとんど買いません。
必要最低限です。
自分を着飾ることに興味がわかないのです。
物欲がありません。

だから、そのへんは、かなりお金が浮いていると思います。

生活費が今はまだそんなに掛からないので、せめて子供たちが好きなことは、なるべくやらせてあげたいなと考えてます。

もちろん、先々の子供たちにかかるお金も、きちんと用意しておくことは、大前提として。

お金より、子供たちと居られる時間のほうが、私には貴重に感じます。

私が土日祝が休みの仕事だったら、また違っていたのでしょうけど…。




お金って…。

夫が突然失踪したとき、私は育児休業中で、給付金はもらっていましたが、それだけで生活していくことは全くできませんでした。

夫は、一応大黒柱だったので。

夫の行方がわからないので、子供たちの保育園を決めて、私が働きに出るまでは、本当にどん底でした。
貯金を切り崩して生活していましたし、それこそあのときは、必要なものすら買うのを我慢しなければいけないこともありました。

私が働きに出てからも、時短から働いたので、
本当は時短とか言っている場合じゃなかったのですが、あまりに子供たちがまだ小さくて不憫に感じてしまって。

2時間短縮で働いて、その分のお給料は引かれますから、働きに出てからもまだまだ余裕はありませんでしたし、本当に貧乏な生活でした。

児童扶養手当ても、私の場合、離婚ではないので。役所に言ってもすぐには支給が始まりませんでした。
夫の行方不明者届を警察に出してから1年経過後から支給とか、そんな感じだったと思います。
ですので、この夫が居なくなった直後の1年間を、どうしのぐかが、本当に難題でした。


でも、私にも意地がありますし、手放したくないものがあります。

「負けたくない」の一心でしたね。



あのときの極貧の生活があるから、今なんて、ひとり親ですがありがたいほど恵まれている気がしてしまいます。
実際は全然大した事ないのですが。

実家の両親の協力があってこそな部分も大きいので、感謝です。

先日手続きを行った夫の遺族年金はまだ入ってきていませんし、
夫の生命保険金も、手を付けないで全額取ってあります。
これからも、子供たちの将来のお金として、出来るだけ取っておくつもりです。


だから、私のお給料で成り立っている生活は、周りの人たちから見たら、まだまだ貧しいのでしょうが、
私はあのときの、極貧生活を思い出したら、今なんて何だって出来るような気がしてしまうのです。

全ては気の持ちようだなって、学びました。
もっともっとって、上を見たらきりがないけれど。
これが、「足るを知る」ってことですかね。

あ、でも時間はもっと欲しいです。
そこはもっともっとって、思ってしまいます。
1日24時間じゃ足りないです。
まだ時間に関しては、「足るは知ることができない」です。

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