父の入居先の有料老人ホームから電話
「お父様の事なんですが…」
え、
なに何?
なんかあった
「今後のことについて、ご相談しようと」
は、ハイ…
「これまで、
眠剤による睡眠のコントロールに取り組んできましたが、昼夜逆転の状態が治らない状況で…
夜中の転倒のリスクに施設ではもう正直対応できない状況なんです」
はい…
え、引き取れとか?困っ…!
「医療保護入院というかたちでの、入院をしていただきたいです」
は、ハイ…❓
え、何 入院って言いました?
「医療保護入院です。
本人の病状などにより入院の同意が得られないとき、指定医の判断で入院が必要と判断され、ご家族の同意をえて入院させることができます。
まあ、強制入院ですね。
このままですと、
夜中の転倒などで命の危険もありますし、
眠剤の調整も医師の指導のもとにできるので…
施設ですと、できることに限界があるので…」
なるほど…
もう手に余るということですね
「病院で2〜3か月、眠剤の調整が上手くいって
施設にいていただける状態になれば、お戻りいただきますので…」
「まずは病院の医師とご家族で面談していただき、
医師の説明を受けてもらいます。
その後、入院日を決めて入院となります。
お仕事お休みの日はいつですか?」
矢継ぎ早に話を進めて来るところを見ると
もう待ったなしの状態で困ってるんだろう
施設も……すんませんな…。
でも2週間くらい仕事と予定が詰まってる…。
すると、若干キレ気味に施設長
「いま一刻も猶予のない状態で!
1日でも早く入院しないと、危険な状況なんですね!こちらとしても申し訳ないですが、何とかしていただきたいのですが!」
言い方が優しければとても丁寧なんだろうが
取り方によってはパワハラだよなぁ、
その言い方…
まあでも
施設が大変なのも事実。
何とかシフト調整できそうな日を
何日か出し、検討してもらう。
病院の方にも同様に強硬に日程調整させた施設長
コワ
これが介護の現場の凄味か…。