じいさんを乗せて救急車が
以前訪問介護でお世話になった病院の
救急搬送口に到着
ご家族はこちらでお待ち下さいと
待合所スペースに案内される
一応職場に連絡しますか
今日はいいけど今後どうなるかわからないし
念の為
程なく
「ご家族の方どうぞ」
と案内され処置室へ
「レントゲン見るとここの骨が潰れてますね。
圧迫骨折ですねー
CTも取っておいた方がいいかと思うんですが
この病院のCTは現在予約が埋まってて…
普段かかりつけ医はどちらかありますか?
そう聞かれたので、
父の認知症のかかりつけの脳神経外科でいつもCTやMRI検査していることを話す
「ああ、だったらそちらがいいですね。
レントゲンの画像お持ちになりますか?」
というので、
お願いします、というと
CD-Rに焼いて持たせてくれた
痛み止めも処方され、お会計。
ていうか
入院
しないんかい
脳神経外科に連絡すると
予約なしでも受診できるというので
タクシーですぐ行くと伝える
脳神経外科に到着
CD-Rを渡し、事の顛末を話す
すると
2週間前くらいに
ホーム入居のための健康診断の為
レントゲンを撮っていたのだが
「それとほとんど変わらないね〜」
と言われて
CTはしてもらえず
え、それでいいの…
そのまま自宅に帰る
ええ〜
入院しないの
…
この状態で
来週の施設入居まで待つのか?
たまたま
この日は
今までのケアマネジャーさんと
施設のケアマネジャーさんの引き継ぎで
自宅に来てもらう日だったので
父の事を話す
ふと父の様子を見ると
座っていた椅子から崩れ落ちて
リビングの絨毯に転がっているのを発見
2人のケアマネジャーさんがギョッとして
「これヤバいですよね、明日から仕事ですよね」
ケアマネジャーさん同士で猛スピードで
相談をはじめ
旧のケアマネジャーさんは
自分の属してるデイサービスは
ストレッチャーや車椅子で送迎し、
寝たままお世話もできるからと
急遽手配してくれ
新のケアマネジャーさんは
入居が早められるよう手配
3日ほど早く入れることになった
神です…
しかしこの夜からまた
最後の怒涛の介護が
始まるのです…