『ベルサイユのばら』-フェルゼン編-
~池田理代子原作「ベルサイユのばら」より~
脚本・演出/植田 紳爾 演出/谷 正純
令和6年9月12日 午後18時30分公演 東京宝塚劇場 1階1列上手側S席
最初は、”Bravo!”というタイトルしようかと思っていましたが...「いや、女性に対してだと”Brava!”だったっけ?」とふと思い、Wikiってみると、男性一人への賞賛が”Bravo”、女性一人へが”Brava!”、複数の男性あるいは男女の複数に対してだと、”Bravi!”。そして、女性だけの複数の場合”Brave!”となるそうです (勿論、最も使用頻度が低く、”Bravo” ”Brava” ”Bravi!”は、オペラ公演で何度も聞いたことがありますが、”Brave”という言葉は、今日初めて知りました)。
...とかは、どーでもいいことですが(笑)、実際、私、元オペラオタクの血が騒ぎ、カーテンコールで、
”Bravo!”
と声をかけながら、
”Standing ovation”
したい気持ちを必死に抑えていた...かもしれません...(笑)。
○ Shangri-La
毎回友の会様に申し込んでいるものの...新人公演を観るのは、昨年の『応天の門』以来、1年半ぶりでした...。そして、まさかの
「最前列」
...いや、こういった席って、「色々と選ばれた方々 (?)」じゃないと座れないものかと思っていましたが...確かに
「厳正な抽選」
って、あるのですね...(決して、全ての席ではないでしょうが...(笑))。
○ 意外
さて、今回の公演は
「トップスター退団公演」
で、しかも、宝塚を代表するような作品ですから、てっきり
「主役は御曹司」
だと思っていましたが、意外にも別の方...。そういえば、ヒロインも
「超お嬢」
じゃなかったですね。まあ、お二人とも、本公演の方で、
「十分すぎるほど抜擢」
されていますものね...。とはいえ、この二人が真ん中に来ないとなると...
「新人公演らしい新人公演」
になりそうかな...って思ったような気も...
○ 早速...
さて、
「プロローグ」
は、シンプルに主役のせり上がりのみ (この方が、本公演よりいいような...(笑))。
...はともかく
① 蒼波 黎也(104期・6番・研7 「よっしー」「りさ」「ウルフ」) フェルゼン 芝居 ☆☆☆☆ / 歌唱 ☆☆☆☆
正直なところ、ぱっと見...では、あまりフェルゼンっぽい感じの容姿じゃないかな...って思った...。
「誠実で優し気」
ではあるけれど、この人物の
「武に優れた凛々しさ」
にちょっと欠ける印象というか...(って、まあ、本役さんも、必ずしも「はまり役」って感じでもなかったけど)。ただし、その
「美しい歌声」
には、かなり驚かされました。引き続き、仮面舞踏会の幕が開き、その冒頭の
② 音綺 みあ(109期・首席・研2 「ちゃみ」「おときみ」) ロココの歌手 歌唱 ☆☆☆☆☆
この素晴らしい歌声にも、さらに驚かされました。本役さんよりも
「しっとりとした大人の歌声」
で、舞台姿も大人っぽい感じに見えましたので、今調べて
「研2」
さんだったことに、さらに衝撃を受けています。同じ
「首席入団」
でも、本役さんの「煌びやかな美しさ」とは、全くベクトルの異なる魅力のある方ですね。こちらは、あまり相手役を選ばなそうだし...とにかく、これからが、とても楽しみな方ですね。
○ 久しぶり...
この時点ですでに、
「新人公演らしい新人公演」
どころか、多々
「本公演を超えるクオリティー」
になりそう...と、(直前に飲んだ○合の酔いが、すっかり醒めるほど? (笑)) 期待が高まっていました。そして、最後まで、その期待が裏切られることはありませんでした。
● 公演評価 ☆☆☆☆☆
新人公演に望みえる最高レベルの舞台だったと思います...って、まあ、最近はあまり新人公演は見ていないんですけど(笑)。私が見た中では、
「2016年 宙組『エリザベート』新人公演」
に匹敵するほどの舞台だったと思っています。

最前列S席の中で、最も真ん中に近い席でした。しかも、これほどの舞台を観れるとは...。友の会様には感謝の言葉もございません...(客席おりがなかったことに、ちょっとがっかりしたことは内密でお願いします (笑))。
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