庭のグミが1個なり、いま色付き始めた。
 子供の頃、ぐみや、桑のみをたくさん食べた。
弁当箱に詰め込んで食べていた。
 
そう云えば、高校の門の前に大きな桑の木が生えている。
土手の近くにある休遊地にも自然生の桑の木があった。
きょう散歩で近くを通るときに見たら、
なんと桑のみがたわわに実っている。
 
 おいしそうとかでなく、
懐かしいのだ。小学校2年生のとき、
田植えになると学校が休みになる。
その前に校則が決められる。そのうちの1つが、
「桑のみを食べてはいけない」とある。
「なぜ食べてはいけないのか」と質問した。
明確な答が生徒会役員からも、先生からもなかった。
また、「決めてもみんな食べている」
「守れないことをなぜ決める」と発言した。

 これが、自分の主張を公の場で発した最初である。
青臭い発言だが、
今考えてもなんと的を射た発言だっただろうと思う。
「汚いと言えば」苺や、いちじく、グミなどもみんな言える。
当時、子供たちは、「どの実が食べていけないか」
知っていたと思う。
また、少しくらいなら負けない力が体に有ったと思う。
そんなことを考え考え歩いた散歩でした。
きょうの徒歩数は(9016)歩でした。