なるほど京都295−京都五花街の提灯の模様とは? | hiroyukikokaのブログ

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本来京都には花街と呼ばれた遊興場が在り、
上七軒、祇園東、祇園甲部、宮川町、先斗町、
それに、島原の六ヶ所でしたが、現在、営業
しているのは、島原を除いた五花街です、
一番古いのは室町時代から北野社の門前町に
ある、上七軒です、上七軒のシンボルマークは
御手洗(みたらし)団子が二本連なっていて
白地に赤丸です、祇園は八個の団子で赤字に
白丸です、多分、上七軒にあやかったと
思われます、何故団子かと言いますと北野の
大茶会の折に秀吉が食べて気に入って茶屋の
許可が出された事が理由です。



先斗町は鴨川の畔なので千鳥がシンボライズ
されています、

宮川町は歌舞伎の役者等が贔屓にした花街で
みやがみわになり三つの輪が重なったデザイン
です、

京の花街には必ず「舞妓」がいます、酒席で
踊りを披露するのが仕事です、京では「舞」と
いいます、遊郭と違うのは、必ず舞の稽古場の
歌舞練場があり毎日、昼間、稽古をしています、
昼間に京の街角に盛装した「舞妓」はまずいません
観光客の変身か雑誌の撮影です、団子と花街の意外
な関係も京の特徴です、この意味で、御手洗団子は
下鴨神社だけの物でもありません。