こんばんは&おはようございます。

 

  11月も半分が終わりました。今日は終日晴れて比較的穏やかな陽気でしたが、昨日(15日)の東京は久々に路面が濡れるくらいのまとまった雨が降りました。午後になって雨は上がり日の差す時間帯もありましたが気温が上がらず、この時期としては肌寒い一日となりました。

 この先の週間予報を見ると週末に再び雨の予報。紅葉も終わりを迎え、雨が降る毎に寒さが増し、季節が秋から冬へ移り変わるのであります。

 

  東京の週間予報(気象庁HPより) 

 

 さてそんな肌寒かった昨日、新聞やネット等をつらつら眺めて個人的に気になったニュースがこちらです。

 

 

 日本の人口動態は少子高齢化が加速度的に進んでいるのは周知の事実です。その一方で、世界に目を転じるとまだまだ人口は増える見込みです。近隣にある中国の人口に関する状況などが報じられる事は多くありましたが、その中国をインドが抜いて世界トップになるのも時間の問題です。

 逆に先進国と称される国は日本同様、少子高齢化と人口減少に直面しています。究極の理想は各大陸の面積に比して人口分布がなされるのが良いのですがそんな事が出来る訳もなく人口が増えれば大気汚染等の環境問題、減れば細っていく経済や社会保障の問題などが今後もついて回る事になるでしょう。個人的にはこれまでどの国も有効な解決策を見出していない現在進行形の後者の問題の方がかなり困難で時間が掛かる話だと思います。 

 少子高齢化による人口減少が確実な日本ですが、振り返るってみると60歳で定年となりその後も働き口を見つけて更に数年就労する方もいれば悠々自適な生活を送る方もいた、高度経済成長期を支えた小生の親世代とは異なり社会保障制度が今のままだと
 

「少子化で現役世代が減る」→「年金の支給額が減る」→「65~70歳になっても働かなければならない」

と言う、悠々自適な生活を送りたいと考えている方にとっては「負のスパイラル」に陥っているのが現在、そして未来の姿です。もしかしたら70歳を過ぎても働かなければならない世の中になっているかも知れません。

 

 「収入がないと生活できないので仕方なく」、ではなくて本心からそのような年齢になっても組織の中でバリバリ働きたいと思っている方の割合が果たしてどのくらいいるのか。医療技術の発達などがあるとは言え、ヒトの中身が高度経済成長の頃から劇的に変わった訳ではない事を考えると、高齢になる前から心身を健全に保ち将来設計を考えておかないといけない世の中に既になっている、と言えるでしょうか。

 政府はまだ出生率を上げよう、と言うか以前の率に戻そうと様々な子育て政策を打ち出していますが満足のいく成果を上げているとは言えません。人口減少に耐え得る政策をそろそろ考えておかないと近い将来大変な世の中になりそうな気がします。
 

 

 

今日の一枚(プラスα) 

 先週末(上又は左)と今日の朝(下又は右)、ほぼ同じ場所を撮りました。将来の日本の姿を表しているのはどちらの写真なのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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