異動やジョブローテーションのメリット。 | 石井 洋之のブログ。

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CAテクノロジー 代表取締役社長 石井洋之のブログ。
「関わる全ての人々や企業を幸せに、そして成功へ導くことを」を人生理念において企業経営をしております。SEOテクノロジーを活用して日本企業を成功させるために日々研究中です。

サイバーエージェントには様々な人材育成制度があります。


その中に「キャリチャレ」という制度があり、


これは本当に素晴らしいものだと私は思います。



CAテクノロジーを立ち上げて1年後くらいから、


当社はもっと大人の組織にならなければならない。


もっと顧客に提供する価値そのもの、技術力強化、


新しいビジネスモデルの創造、システム化、経営管理回り、


コンプライアンス、与信などなどビジネスレベル全体の底上げが


組織的に急務だと思っていました。



そこで、「キャリチャレ」という制度を活用して


大型移籍を決断してくれたS藤 氏。


元部門でも重要なミッションを担っていたにも関わらず、


当社への異動を許してくれた広告代理事業の役員、統括・メンバーのみなさんには感謝しています。



S藤 氏が来てから、


当社のWeb戦略コンサルタント部門は雰囲気もよくなり、


チーム力が強化されて、生産性の管理や業務配分コントロール、


顧客管理も強化されております。


バランス感覚もいいので、経営チームや組織の意思決定においても


いいハブになっています。



彼は経営チームの一人なのですが


私の一人よがり、裸の王様にならぬように論理的で冷静な意見をくれます。


時には、社長である私と間逆な意見を恐れずにくれます。


その意見が組織的に正しいと思えば、私もその意見を参考にして意思決定します。


恐れずに、意見をくれるそんな彼を私は信頼しています。


社長に意見を言える参謀をどれだけ持てるかが私は企業経営において


重要だとも感じています。


決断できない経営者もまずいですが・・・


私は、どちらかというと、


どんどん決めてしまう方なので「ちょっと待って!」と別の角度で


意見をくれるとありがたいです(笑)



CAテクノロジーのメンバーには、


「キャリチャレ」「ジョブロ」という制度を最大限活用してもらいたい。


そりゃー、優秀な人材が他部門・他社へ行くのは寂しいが、


もっと自ら成長させるための環境を自分で掴むべきではないかと思う。


でも、所属部門で結果を出してから考えた方がいい。


逃げては何も始まらないし、異動しても活躍できる可能性は低いかもしれません。



また、


サイバーエージェントグループのMGR以上は


少なくとも、自らのメンバーを囲い込むものではなく、


育てて他部門・他社で活躍できるメンバーをどれだけ育てるか?


この視点は重要だと私は思います。


少なくとも、私はその視点で人材育成に励んでいるつもりです。



もっと、人を育てて異動を奨励して組織を活性化させたい。


それは、CAテクノロジーもサイバーエージェントも同じこと。


成功事例をどんどん創っていきたいと思います。