最近、様々な企業の組織や企業文化の
陳腐化について考えることがあります。
どこの企業や事業部の経営陣もみんな
組織を活性化させて誇り高き企業文化を
つくりたいと思っていると思います。
組織や企業文化を陳腐化させないために重要なのは
組織や企業文化を形成する際に過去の成功体験に
縛られ過ぎないことだと考えています。
過去に成功体験があるとどうしても、成功してきた
自分のやり方を主張してしまう傾向があります。
少なからず私もあるかもしれません。
そうなると、
●真の市場機会を見極める前に、
●顧客ニーズを本質的に理解しないままに商品開発や
サービスを提供してしまうことで、
売上・利益ともに伸び悩むという現象が必然的におきると考えます。
陥っている罠に気づかないケースがある時は怖いですね。
恐らく多くの企業は組織や企業文化を形成するための会議では、
議論に臨んでいる方々はほぼ何かしらの形で成果を上げていて
成功体験は持っていると思います。
これが企業の成長を妨げる要因になる場合もあるのではないだろうか。
私自身が陥りがちな罠にはまらないようにしなくては。
そのためには、さらに現場の意見に耳を傾けながら、
真の顧客ニーズ、市場機会、リスクの予兆を見極めて
学習し続ける自分でいながら強い組織をつくっていきたいと思います。