バオレルとして学生たちと共に過ごした日々もとてもかけがえのないモノに。

ABCカフェではアンジョルラス、マリウスがその時の立場で違うベクトルで盛り上げてくれていますが、アンジョの想いにいち早く気付くであろうコンブフェール、クールフェラック、フイイの幹部的な存在がしっかり出ていると相乗効果でカフェの全ての学生たちの振り幅も広がるのではないかと思っています。

そこで自身がフイイの時に助けられ、いろいろ感じる事のあった名のない学生たちの存在。

今度は自分がそれとなり彼らを盛り上げる事でマリウスをアンジョ、グランテールを浮き立たす事が出来たら、振り幅自由に存在出来たらと、毎回とても楽しくカフェでノート書き書き、彼らの表情を肴に軽く酒を飲んでました♪


眼鏡で書記のバオレルくん。

2013のクールキャラから15、17とだんだんと明るく溌剌としていきました。
徐々に原作寄りに(^-^)

創る役作りのベースを元にキャラクターの振り幅の自由さを活かして、その期、その時のメンバーの雰囲気によって、

【関係性】
★対アンジョ、対マリウス、対グラン、対皆との関係性はどうだったのか。
★また他の関係性を見て自分はどうなのか(アンジョのグランへの対し方によって自分の居方が変わったり、アンジョ・マリウスの関係性でマリウスへの関わり方の想いが変わったり)等々。

【思想傾向】
★革命に対してどういう考えなのか。武装派と非武装・非暴力派のどちら寄りで、その割合が何対何なのか。
★共和制のどこまでを理想とし、現実はどこまでいけると思ってたか。
★これを社会経験のない(もしくはどの程度あるのか)学生がどのくらいの本気度の割合で望んでいるのか。等々。

【タイプ】
★表に感情を出す、内に秘めるの傾向とその割合。
★表現するならどういう表現をするのか。皆とディスカッションしようとするタイプなのか、個々とのやり取りを好むタイプなのか。その割合がどの程度なのか。等々。

(取り組み様はまだまだこれ以上無限にあるでしょうが)これらを相対的に見て、 ABCのシーンをエネルギーとその勢いがよりよいモノとなるよう、存在出来たらいいなと思っていました。


今期の地方のアンサンブルはほぼ固定の2チームの中どちらも経験出来たのですが、それぞれ皆の佇まいの違いが凄まじく、同じ作品同じシーンでも積み上がっていくさまの多様性にとても感動(最初は戸惑い笑)し、精一杯で食らいつきながら楽しく演じる事が出来ました♪



『人間』は1人では『生きら』れませんねぇ。

関係性がABCの学生の中だけでもどれだけ複雑に絡み合えるのか♪


物語の中で複雑に運命的に絡み合う登場人物たち…。

バルジャン…

ジャベール…

ファンテーヌ…

コゼット…

マリウス…

エポニーヌ…

テナルディエ夫妻…

アンジョと学生たち、ガヴローシュ
市民、子供たち…


役者のあり様で広がる無限の可能性を全て受け止めてくれる、レミって本当になんて懐の深い偉大な作品なんでしょうか(T-T)




毎日、毎回が、3人のアンジョ、3人のマリウス、2人(プルベール3人)皆とのかけがえのない瞬間でした(^-^)


ありがとう!!

















【その3】は12/27『お茶会』で…!?



どこかにご観劇してくれた2011司教/レーグルの清原さん(清原邦仁さん)が今blogの特別ゲスト♪笑