ヒースの荒野を彷彿とさせるステージで、小説を読んでいるかのように物語が紡がれていく。





まるで、休みの日スタバのソファ席でゆったりしながら本を開き読み始めると、映画にあるかのように突然目の前には日生劇場のヒースの舞台が広がり、物語が始まる…






みたいな感覚でした(^-^)






主人公を語り手に、ポール・ゴードンの時には賛美歌のような、時には激しい愛の叫びを美しい旋律で紡ぎ、極力音響を生音、生声に近づけるのが好みと思われるジョン・ケアードのイギリス特有の景色の色合い、登場人物特にジェーンとロチェスターの心情形成の変化の課程を丁寧に描く演出は、時に30分、1時間でドラマチックな展開が必ずある映像に慣れた人には盛り上がりを感じづらく淡々と進んでいくように感じてしまうかもしれないけど、こちらが穏やかな心持ちで、ジェーンの波乱に満ちた人生の中でも優しく強く生きようとする姿を見守るように観ていました。







序盤大活躍、レミの司教さま的慈愛溢れるさとうみっちゃんヘレンが「許して、憎まないで」とジェーンに繰り返し歌う歌が印象的だったなぁ~♪


楽屋で挨拶出来なくて残念







同じくジョンの『レ・ミゼラブル』オリジナル演出然り、『ルドルフ』のルヴォー演出然り、こういうガチスター制オンリーではない演出スタイルは嬉しいなぁ






日生のセンターでガッツリソロを歌うアンサンブル、主役と二人でハモり歌う子役、こういう責任と実力が問われる経験や機会が多くの若い俳優を育て、やりがいとなり、延いてはミュージカル界の底上げに繋がると信じてるのです!!(^-^)









阿知波さん

阿部くん

ゆうな

紗希

指揮のBillyさん

ピアノのりんちゃん

真尋

彩華

スタッフの卓巨さん


お疲れさまです!




28日まで日生劇場、その後11月には博多座にも行かれるようです(^-^)