ミュージカル 『ルドルフ ラスト・ザ・キス』@帝国劇場

やっと観に行けたけど、良かったぁ~♪(^O^)



シンプルな中にカーテン幕や縦横幕(!?)を大胆かつ繊細、緻密に使った場面転換だったり、舞台を大きく使い役者を際立たせた演出が好き(^-^)


自分の大好きな演出家がリスペクトし影響を受けた演出家らしく、そう言えば舞台にどこか同じ様な神聖な厳かさを感じた。



終演後楽屋にお邪魔した時、港さんや有から、どの役も必要だからそこにいるんだと一人ひとりにしっかり演出してくれたと聞いて、それぞれお二人の活躍を嬉しく観てたのがさらに嬉しくなった♪


ルヴォー氏の様な演出家にもっとミュージカル演出をしてもらいたいッ

アンサンブルにもっともっとチャンスの光をッ!!(^O^)/








一番印象的だったシーンは、二幕終盤の「それ以上の...... リプライズ」。

出逢いと希望にときめいた一幕序盤「それ以上の......」と永遠の別れを覚悟したリプライズ。


同じフレーズが流れると込められた想いの違いに出逢った時のときめきを思い出し、思わずウルッと(≧◇≦)


二人別々の空間の重なり合いがリプライズでは逆になり、あの頃を思い出しつつもルドルフの想いを必死に受け入れようと歌うマリーの後ろにそっと見守る様にルドルフ。歌のバランスがマリーに寄り添いマリーを支える様(T_T)




「明日への道」も真っ直ぐ胸にグッときたなぁ♪








最後、銃声の後に照明が入ってベッドに横たわる二人を見た時、一瞬某ミュージカル
M○の終わり方が頭をよぎりつつ、直後天上から巨大な額縁の様なモノが降りてきて絵画の様になるのかと思ったけど途中斜めで止まって終演。

あれはあの赤い箱の蓋で、 赤い舞台全体を赤い箱に見立てて開けた状態で終わったってコトなのかな!?



赤い舞台、赤い箱…。

いくら新しい時代への変革に繋がる同盟書を入れていた箱とは言え、あそこまでジキハイの薬ばりにフィーチャーされる理由は何なのか。

物語のカギは【同盟書への署名】だもんね。



ルドルフとマリーの想いの象徴=新しい時代への変革。
その理想への具体的な形である同盟書。

この物語の象徴はルドルフとマリーの想いと人生。


ルドルフとマリーの想いと人生を物語っていた赤い舞台は、ルドルフとマリーの希望が詰まった赤い箱だった…。

みたいな。



でも、赤い箱にマリーはノータッチだよね。
こうやってリンクさせるなら二人で赤い箱に対するシーンがいるもんねぇ~




赤い舞台、赤い箱、赤いマフラー、タイトルのロゴも赤、衣装の赤はあんまり関係ない!?ルドルフやフランツの衣装の裏地や襟、袖のワンポイント、思いっ切り赤な衣装だったのはステファニーだけ!?



赤にまつわるエトセトラ…。




いつか機会があったら、演出家アシスタント・通訳のあの方にお伺いしてみよう♪(^-^)



もしかしてプログラムに載ってたりして!?笑