やりきりました。

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東京都フットサル2部リーグ2016
最終節@フィスコとしまえん
小金井ジュール vs LEYENDA TAMA
2-5 ×
自分が原因で2失点。
最後なのに、、、とは思いませんでした。

やはり選手としても限界があったな、と。
週3回トレーニングでコンディションを整えて、選手たちに食らい付いていく。
その繰り返しでした。
ここ2週間トレーニングに参加ができず、試合当日を迎えました。
2週間トレーニングしないだけでこれだけコンディションを落とすとなると、やはり競技として取り組むことはできないです。
動けなくなっても技術でカバーできたりするタイプじゃありません。
コツコツ積み上げて気持ちと体で闘うタイプでした。
よって、日々のトレーニングが全てでした。
当然の結果です。
変にこの試合で活躍するよりずっと良かったと思ってます。
なんか心地良い感覚です。
相手も前所属チーム、大変お世話になったLEYENDA。
良い引き際だったのでしょう。
フットサルを競技として10年、サッカーも含めて26年。
サッカーが上手くなりたい、フットサルが上手くなりたい、その気持ちを持ち続けてやってきました。
未練はありません。
よくやってきたなと思います。
小学生でサッカーの楽しさを学びました。
レギュラーポジションで勝負の楽しさを知りました。
中学生ではレギュラーポジションでしたが膝の怪我により、中学3年のときはフル出場することも少なくなりました。
高校生では、怪我をしないコンディション作りを徹底しました。
腰痛、膝など小さい怪我はありましたが、大きな怪我無く3年間やりきりました。
1年から評価されトップチームに招集。
しかし、下からの突き上げに負け、3年間ベンチ。。。
それでも、まだまだ選手としての成長を臨みました。
大学では体育会ではなく同好会へ。
今では同好会日本一になるくらいの有名なチームに所属。
1年からトップチームでやらせてもらえました。
とは言え学生時代は大怪我は無いものの、慢性的な怪我に悩まされてましたね。
それと同時に体育会でやらなかった理由。
それは、この頃から指導者としての思いが芽生えました。
少しでも勉強する時間を作りたかったわけです。
そこからは選手と指導者の二足のわらじが始まりました。
大学卒業前にフットサルと出会いました。
全日本選手権決勝のファイルフォックスvsエマーソンを観戦したのが全ての始まりです。
そして、ご縁からLEYENDA入団。
右も左もわからずフットサルのイロハを教えてもらいました。
仕事ではスペインフットサルに触れ、ジュニア年代中心に指導の勉強を本格化。
5年が経ち、選手として最後のチャンスと思い、小金井ジュールへ入団。

とにかく地味で何もない自分が最後の悪あがきするために選んだチーム。
フットサルを始めたときの憧れだった関東リーグを目指して取り組みました。

選手権で関東大会へのチャンスが2回あったが最後の1勝ができず、2回とも4位。
3年目から選手兼監督。
すごく難しかった。頭を悩ます日々。
降格も経験した。
それでも常にチームを考え、前を向いて取り組んできました。
多くの方と出会い、多くのことを学びました。
自分と関わりがあった全ての人に感謝しています。

今の自分があるのは本当に皆さんのお陰です。
そして、小金井ジュール退団が意味するのは次へのスタートです。
小学生からサッカーに触れ、大学からフットサルに触れてきたごく平凡な男です。
そんな男が大きなチャレンジをしようとしています。

フウガドールすみだ。
日本有数のフットサルクラブ。
今より以上の質で取り組まないと間違いなく生き残れない。
覚悟を持って臨みます。

何も選手として実績がない男がどこまでできるか。
証明していきたいですね。
自分の恩師の言葉を思い出します。
恩師は元Jリーガーで経験豊富。
そんな人がこう言ってくれました。
「経験はあると有利。でも経験は努力で超越することができるもの。」
この言葉は今、自分が大切にしている言葉です。
こんな平凡な自分でもできるんだということを見せたい。
同じような夢を持ってる人に希望を与えたい。
元Jリーガー、元Fリーガーたちに混ざって指導者として勝負していければ、きっとベンチマークされるようになると信じています。
「俺だって」と思う人が一人でも増えればと思ってます。
そして、微力ながら「日本フットサル界」へ貢献する為、精進していきます。
さらに日本に「フットサル文化」を構築することへ尽力していきたいです。
果てしない夢なのかもしれません。
でも、人生一度きり。
そんな夢を見るのも悪くないかと思ってます。
そんな自分の背中を押してくれる家族への感謝は忘れたことがありません。
子供からの手紙、妻からの手紙、花束は泣けました。
本当にいつもありがとう。

そして、昨日の試合後、こんな自分に対して胴上げしてくれた小金井ジュール選手、関係者、LEYENDAの選手の皆さんありがとうございました。
また以前所属していた選手、マネージャーも多くいてくれました。


※写真:Futsalstyleより
色紙のメッセージも一人一人読ませてもらいました。
そんな人まで!!という方もいて驚きました。

本当に感動しました。
何も成し遂げていない奴にここまでやっていただき感謝の気持ちしかありません。

※写真:Futsalstyleより
終わってからの納会兼送別会も凄く楽しかったです。
想い出を語ったり、これからのことを話したり。

素晴らしいチームだと思います。
来季こそ昇格してほしいです。
フットサル界のカリスマYJRからもコメントもらいました(笑)
ありがとうございます。
そして、日頃より当ブログをご覧になっていただいた皆様もありがとうございました。
「ブログ見てるよ」
という一言がどれだけ嬉しかったことか。
毎日アップしてくだらない話がほとんどだったかもしれませんがお付き合いいただいたことに感謝します。
さぁ!!!
ここからリスタートです。
厳しい世界で勝負してきます。
どこかでお会いしたら気軽に声かけてください。
仲良くなれると思いますよ(笑)
これからもフットボールに熱い男でいます。
またいつかどこがで。
感謝。
2017.1.22
冨成弘之