いろいろ | 大川ひろゆきのブログ 「進まなきゃ、変わらない!」

いろいろ

更新が滞っていました。

風邪を引き数日寝込んでおりました。


さて、水曜日には国民健康保険運営協議会が開催され、

保険料改定の諮問について、当局案どおり答申しました。

よって、3月議会で保険料改定の議案が提出されます。

主な内容は、所得割の税率アップと限度額の引き上げです。

ですから、高所得者ほど負担が大きくなります。

しかし年間3億円程度の赤字が予想される中、

このまま先送りにはできないだろうとの判断が大勢を占め、

当局案どおりとしました。



木曜日には、午前中は広報公聴委員会が開かれ、

インターネット中継について現状を説明し、

各会派持ち帰って意見を聞いていただくことにしました。

一応、期限は17日(火)ですから、その後、いくつかの案を作成し、

メリット・デメリット、必要な条件整備などを整理していこうと考えています。


午後には、特別職報酬審議会の答申について、

議員報酬部分の取り扱いを協議するため代表者会が開かれました。


私はそのころ、熱が上がっており、すでに家で寝ておりました・・・。

が、土曜日に市役所へ行き、多田議員から会議の内容等について報告がありました。


まず、答申の内容ですが、現行610,000円を2.8%減額し、

593,000円とするのが適当とするものです。


さすがに他市との比較などから”判断”された答申に、

異を唱える議員はいないでしょう。


さらに答申には、市長等が行っている”自主カット”にも触れており、

自主カットをしていない議員にそれを暗に迫る内容になっています。


いわゆる政治”決断”の要素を多分に含んだ自主カットについては、

各会派いろんな意見があると思いますが、

他人に指摘された1割程度の自主カットで”身を削った”と主張するのは、

少々無理があると思います。

それなら9月議会のときに太誠会が議員提案した3割カットに、

修正案出せばいいのにと言いたい。


修正案は委員1人で出せますから


9月議会では、宝塚市議会基本条例の第24条に、

「議員報酬等を定めるに当たっては、市民の客観的な意見を参考にしなければならない。」

とありますので、その仕組みづくりが先だろうという結論だったかと思います。


もちろん今回、議員報酬を改訂するにあたっても、この第24条は適用されますから、

市民の客観的な意見を参考にする必要があります。


今回は3月議会への議案提出を目指すので、時間的に市民の意見を聞くのは無理!

という意見もあったようですが、



それって条例違反ですから!

しかも自分で作った条例の・・・。



この報酬審議会の答申が「市民の客観的な意見」という議員も出てくるかと思いますが、

議会ではなく市長の諮問機関ですから、さすがに無理があるでしょう。


それなら、直近の選挙が一番民意を表していると考えるほうが普通だと思います。

報酬削減を掲げて上位当選した議員の皆さんは特に。



いずれにせよ、増税や料金の値上げが当たり前のように起こってくるわけですから、

それをお願いする側、決定する側として、まずは率先してやることやりましょう。


国会のように、自分たちのことになると決められない集団になるのはやめましょう。

いわく、たった“26人”しかいないのですから・・・。