今年も最後の日になりました。

 

あっという間でしたが、今年は特に多くの人から助けていただき、研究所としては活動の幅がさらに広がり始めた1年でした。

 

まだ一般公開していないのですが、最新の認知症予防を学ぶオンラインセミナーがついに始まりましたし、

医療従事者向けの認知症予防をめざした資格講座も企画が進行中です。

 

だれもが知っている大手企業からの相談や依頼も入るようになり、よりたくさんの人へ私たちの知見を広めるチャンスに恵まれるようになりました。

 

WEBメディアや雑誌を中心に、メディアからの取材も変わらずたくさん受けました。

特に幻冬舎ゴールドオンラインから受けた取材の記事はYahoo!ニュースにも転載され、Yahoo!ニュースの雑誌部門で公開日のアクセスランキングが総合1位となり、PV数も1日で200万超を記録しまたことは大変嬉しい出来事でした。

 

 

個人的には、大きなニュースは2つ。

 

11月から、一般社団法人Space Medical Acceleratorのアドバイザーに就任しました。この団体は脳外科医の後藤正幸先生が立ち上げられた団体で、宇宙医療の分野で活躍したい企業のサポート事業を行なっています。

一見、宇宙と私の活動は関係ないように見えますが、宇宙というのは非常に過酷な環境で、滞在するだけで老化が促進されていきます。

近い将来、多くの人が宇宙空間や月に住むようになれば、老化によって起こる認知症の予防はますます重要性を増していきます。

もともと宇宙が大好きだということもありますが、私達の知見で、宇宙時代に活躍する人たちを守るお手伝いができれば、そんな思いで参画しました。

 

さらに、年末には「Health2.0」というドバイで開かれたイベントにて「Outstanding Leadership Award」という賞を頂きまして、これまでの努力を海外の人に知っていただくチャンスに恵まれました。

これはヘルスケア企業どうしのネットワーキングを主要な目的とした催しで、これまで行なってきた活動を文書にして報告したところ、上記の受賞に至りました。

以前から日本における認知症予防の方法を世界にも広めたいと考えていましたので、その足がかりを少しつけられたように思います。

 

プライベートでは年末に母が急死するという大変残念な出来事もありました。

しかし、人生はいつか終わりを迎えます。そして、その終わりがいつ来るかは誰にもわかりません。

そのことをあらためて母は教えてくれたような気がします。

時間はあるようでないものです。年々そのことを感じるようになりました。

来年も、自分が本当にやるべきことを見極め、目標に向かって確実に邁進していきます。

 

それでは、皆様良いお年を。