概要
ゴツコラ(日本名:ツボクサ。Centella asiatica)はセリ科のハーブです。アーユルヴェーダでは血液浄化、高血圧治療、記憶力強化、長寿促進のために広く使用されています。
ゴツコラから作られたお茶は、緊張を和らげ、心をリラックスさせ、不安を和らげるのに役立ちます。
有効成分
ゴツコラの主な有効成分はサポニンです。これにはアシアチコシドが含まれ、三糖部分にはアグリコンのアジア酸、マデカソシド、およびマダシアチン酸が結合します。
その他ブラモシドやブラミノシドなどの成分は、中枢神経やおよび子宮弛緩に関与する可能性がありますが、臨床研究ではまだ確認されていません。
作用
分子レベルでは、ゴツコラからのアシアチコシド誘導体(アジアチン酸とアシアチコシド)は、過酸化水素による細胞死を減らし、フリーラジカルを抑制し、Aβを介した神経細胞死を抑制するため、Aβの毒性とアルツハイマー型認知症の予防・治療に役立つ可能性があります。
ゴツコラエキスは抗酸化活性を有し、ミトコンドリア機能を変化させる可能性があります。ミトコンドリア機能障害は多くの神経変性疾患の神経変性に関与するため、ゴツコラエキスにはこのような疾患の治療にも有用かもしれません。
副作用
基本的には安全ですが、高用量では眠気を催します。ゴツコラの半減期は不明です。
認知機能への影響
動物実験では、ゴツコラエキスはアルツハイマーモデルマウスのAβ蓄積の認知機能障害を抑えました。
認知症患者を対象とした大規模な多施設臨床試験は実施されていませんが、数人の健康な成人を対象とした研究では、ゴツコラエキスにおける認知増強効果が示されています。また、ある研究では、ゴツコラ(750 mg /日)を2か月間投与すると、健康な高齢ボランティアの作業記憶と自己評価気分が改善することが報告されています。
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