アーユルヴェーダで使用されているハーブで、抗ストレス効果がよく知られており副腎疲労の治療などでよく用いられるアシュワガンダ。
リコード法でもアシュワガンダについての記載があります。
今回はアルツハイマー病に関するアシュワガンダの生理作用について少し調べてみました。
- アシュワガンダのメタノール抽出物は神経突起伸長促進活性を示した
- 人工的なアルツハイマー病マウスにアシュワガンダに含まれるwithanolide A、withanosideIV、又はwithanoside VIを連続経口投与したところ、頭頂皮質の軸索とシナプス密度を増やし、空間記憶障害を改善した
- withanolide AがAβを減少させる
- 抗酸化作用により神経を保護
- 脳からのAβの流出を促進するLRP(低密度リポタンパク質受容体関連タンパク質)を増やし、脳内のAβ排出を増やす
など、神経変性疾患に対していろいろ有益な作用があるようです。
詳細は以下の論文に詳しいので、興味のある方はぜひご覧ください。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/bpb/37/6/37_b14-00022/_html/-char/en