終戦の日に思うこと

 
8月15日は太平洋戦争の終結が表明された日と表現していいのか、連合国側のポツダム宣言を受諾し、敗戦を受け入れる旨日本国民に玉音放送により通達した日というのか、日本人であれば歴史的出来事に起因する記念日ということでしょうか。
日本各地が焦土となり、多数の犠牲を生み、理不尽なことで幸福追求の願いが絶たれた人たちの無念さを悼むことは、戦争を知らない現代人にとっても忘れてはならない心象的な要件ではないでしょうか。美化することなく、戦争の本質、核心を学習することが、世界で起こる紛争を知ることにも繋がります。
 
最近、政治経済をめぐるニュースがよく流れ、これからの国政の舵取りをどこの政党の誰が担うのか、なんだかんだ米国依存の政治経済で教科書で習うような主権というのがこの国にあるのか、今の状態は普通に暮らす日本の人々にとって健全な構造になっているのか、いろんな意味で再考する意味でも8月15日は「学びの日」になったような気がします。
 
近所の家では、お盆を迎えて親戚と思しき人々が集い、BBQや花火を楽しむ姿が見受けられ、このように平和と繁栄の果実を享受し、楽しい人生を過ごす方も多数いると思いますが、垂れ流されるニュースや情報を自分なりの解釈と物差しで難しくなっていく現代を歩むための知見を高める不断の務めを家族の中でも誓う日であってほしいと思います。
 
ふと15日に感じたので備忘録で投稿しました。