発達障害と睡眠のリズム
近年「発達障害と呼ばれる子どもが爆発的に増えている」といわれています。
どのぐらい増えているかというと、
2006年は7000人に対して2020年は9万人を超えました。調査対象が広がったことを踏まえても、数字だけみると10倍に増えていることが分かります。
発達障害には
•自閉症(ASD)
•注意欠陥多動性障害(ADHD)
•学習障害(LD)
があります。
自閉症とは
対人関係が苦手で強いこだわりがあるとされる発達障害
注意欠陥多動性障害とは
不注意、多動、蕭道成が特徴とされる発達障害
学習障害とは
聞く、話す、読む、書くなどに困難が生じる発達障害
発達障害は、脳の発達に関わる生まれもった障害です。
ですが、発達障害児童を7年間みてきた中で感じた事があります。診断がおりている子でさえ、全員が全員が本当にそうなのかという疑問が起きました。
その子たちの生活の特徴を観察した中でここを改善すればという改善点がみえてきました。
睡眠と食事やスマホなどとの関わり方の改善です。
その中の睡眠についてお伝えします。
0歳から5歳の間に育つ脳幹や間脳や扁桃体は
人が生きていくのに欠かせない体を動かすこと、呼吸や体温調整などの機能を担っています。
ここを育てるには、
1.食べること
2.快•不快など感情を感じること
3.起きること寝ること
が大切だと言われています。
この時に「睡眠のリズム」を作っておけると
人間としての土台が作られます。
この土台がしっかりと作られていないと
小学校へ上がった時に落ち着いがない
イライラしやすい、集中ができないといったことにつながります。
「何歳からでも気づいた時から生活改善はできる。」
生活の睡眠を改善したことで子どもが落ち着いた、
集中して座ってられるようになった、など
たくさんの症例をみたり聞いたりしてきました。
もし改善をするなら、
◎早寝よりも早く起こすことから始めよう
早く寝なさい!と言葉で伝えても、本人も寝られず怒られ悪循環となります。
眠くないのに寝られないですよね。
なので、早く起こすことからはじめましょう。
朝5時から7時の間に起きると幸せホルモンの「セロトニン」の分泌がされます。
セロトニンによって、心を落ち着かせて、頑張ろうという意欲もでてきます。
小学生の理想の睡眠時間は約10時間です。
日本全国の平均睡眠時間は8時間です。
睡眠不足により
骨や筋肉がつくられたり、怪我や病気に負けない体をつくる成長ホルモンや、
セロトニンの分泌が減ることでイライラやキレやすくなったり、
疲労感が抜けず朝からやる気がでない
といったことにもつながります。
発達障害と睡眠のリズムについてお伝えしました。
お子さんの健やかなる成長をお祈りしております。
▲スモールステップ
小さなことでも
できることから▲
"今"の積み重ねで未来を作っている
大切な子どもたちに何を残そう
今できることを1つ1つコツコツと
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オーガニック家庭菜園講師
オーガニックヘナマイスター
ハニーセラピスト•ジュニア
食育アドバイザー
不登校訪問専門員
強度行動障害支援者
3人の子育てママ
︎︎︎︎︎︎☑︎子どもや家族の心や身体の健康を守る暮らし