女性は1人何役もこなす必要がある。
「母であり妻であり女性である」
仕事があればそこでみせる顔もある。
その1つである妻の顔はどんな顔がいいのだろう。
支えられるのであればどんどん向上している夫を支えたいと思う。
パナソニック(創業時は松下電気器具製作所)を1代で築き上げた
松下幸之助の妻は
どんな奥様だったのか
どんな支え方をしていたのか
松下むめのの本を読んでみました。
「難儀もまた楽し」
松下幸之助は昔から恵まれていたわけではありませんでした。
1人でなし上がったわけではなく、成功者の裏には必ず支えている奥様がいるのです。
新型ソケットの発明から始まり
アタッチメントプラグ、二灯用差込みプラグがヒットしたため経営が軌道に乗る
1918年に大阪市北区西野田大開町(現:大阪市福島区大開2丁目)で松下電気器具製作所(現・パナソニックホールディングス)を創業。
松下家は下宿所のような形で働く多くの方達が寝泊まりし
夫を支えながら働く人たちにも慕われていました。
夫の稼ぎが少ない時は夫に内緒で働き
生活の足しにしていたり
お風呂屋へ行くお金もない時は
わざと話に花を咲かせるような話題を
持ちかけ
お風呂屋が閉まるまで話をし
「お風呂屋さん閉まっちゃいましたね」
とお金がないという理由ではなく
行かれないようにしたとか。
なんとも奥ゆかしい妻なのだろう。
松下むめのは陰ながら支え
松下幸之助を育てあげたのでは
ないだろうか。
"難儀もまた楽し"
お金がない時も苦労ではなくて難儀であった、でも難儀も楽しんで乗り越えた。
いつも家族の為に頑張って働いてくれる
夫を支えられるのは妻しかいない。
どんな家族を築きたいのか。
どんな父親になって欲しいのか。
そんな事の築きになった本でした。
心に刺さる部分があったら
読んでみてください。
古本でも良いと思います。
手に入りやすくてありがたいですね。
女性は1人何役もこなす必要がある。
「母であり妻であり女性である」
八木容代