【子供を叱る時どんなことに気をつける?】
✴︎パート1✴︎
命に関わる事、他人を叩いた、など致命的な事以外は声を荒げて怒らない。
これが難しいという声もよく聞きますが、
致命的なことの時に子供に思いが伝わるように
必殺技はとっておいてください。
どんな声で伝えるか?
→声色を変えてみて。
例えば、おもちゃを片付けないなら捨てるからね!と言って片付けなかった場合は、
声を荒げるて怒るのではなくて、本当に捨ててしまいましょう。
捨てないなら、捨てるからね!とは言わない、他の伝え方がベストです。
おもちゃの片付けに関しては、
年齢にもよりますが、
お片付け競争!よーいどん!とか
あの手、その手、この手を持っておくと良いです😊
なにしろ、親がその時に楽になります。
•
•
•
•
•
何かやらかして、叱る時は淡々と伝えます。
やっちゃったなという表情や、その場から離れたり、隠れたりしたら、追い詰めないこと。
追い詰めると子供の脳の発達に悪影響があります。
以下の東洋経済新聞の記事を読むと
今の子供に対する接し方がすごく大切だなと納得してもらえると思います。
------
「幼児期の悲惨な体験は、大人になってからも尾を引く」
社会学者のサラ・マクラナハンによれば、どんな家庭に生まれるかによって子供は「運命の分かれ道」に直面するという。恵まれた家庭に生まれた子供は、経済的にも認知能力的にも有利な環境を得られる可能性が高く、恵まれない家庭に生まれた子供はそれを得られる可能性が少ない。
ロバート・アンダ、ヴィンセント・フェリッティらの研究チームは、家庭内暴力や虐待、ネグレクトといった幼児期の悲惨な体験が成人後にもたらす影響について調査した。その結果、子供時代のそうした体験が、成人してからの病気や医療費の多さ、うつ病や自殺の増加、アルコールや麻薬の乱用、労働能力や社会的機能の貧しさ、能力的な障害、次世代の能力的欠陥などと相関関係があるとわかった。
この調査結果は発達心理学の分野の膨大な研究によって裏付けられ、神経学的にも筋が通っている。幼い頃にある特定の入力(インプット)が欠けていると、そのインプットに関連する情報を感じ、気づき、理解し、判断し、それに従って行動するという脳のシステムの発達に異常が生じる。
ルーマニアの幼児に関する研究は、幼い時期の重要性を示している。ルーマニアの国営孤児院では、生まれたばかりの子供たちを対象とする邪悪な実験が意図せずに実施された。孤児院の生活環境は劣悪だった。収容された子供たちは社会的・知的な刺激を最低限しか与えられずに育った結果、認知機能の発達が遅れたり、社会的行動に深刻な障害が生じたり、ストレスに対する異常な過敏性が見られたりしていた。
以上 東洋経済新聞より抜粋
-------
体罰的な事は昔はよく叩かれた論を言う方もいますが、子供の健全な成長にはよくありません。
親もヒートアップしてしまうと、
この気持ちをどうすればいいんだと思ってしまいますよね。
大人も自分自身の気持ちの整理の仕方を考える必要があるなと感じますよね。私もあります。
心が落ち着いている時に、子供を育てるのにどんな事を大切にしたいか、どんな子に育てたいかを考えておく事がこの時に心を落ち着けるポイントになると思います。
(ご夫婦で共有)
親は子供と同じ土俵に立たない。
一歩先をいく先輩としてどんな事を
子に伝えたいか。
いつも子育てに奮闘している
お父さん
お母さん
心から応援しています!!
まずは頑張っている自分にビッグハグを。