流血ピアニストは歌う!! -118ページ目

流血ピアニストは歌う!!

オールアバウトミュージックな暴露話



no music no life

演奏というのは、もちろん、個人の技量と個人のイマジネーションというのは、必須事項でいうまでもないことなのだけれど。

身をもって、経験することは、何にも勝るものであるかもしれないと思いました。

日本生まれだけれど、中身は、すっかりブラジル人(きっと本人は否定するでしょうけど)特に、音楽に関しては、まったく日本人ではない感覚をもった彼女との濃密な日々と体験をした後の、自分のunitでのリハーサルは、自分でも驚くべきものでした。

彼女は、ライブが終わった後、チャットをしている時に、このように言っていました。

「人から素晴らしいと言われたいその不安のために、たくさん弾いてしまうということは、多くのミュージシャンに起こるものだが、たくさん弾いてはいけないの。」

わかっていても、わかっていても、弾いてしまうものなのです。人から素晴らしいと言われたいなんて思っていないと思っていても、弾くことで、何かを得たいと思っているに違いないこと。

そのチャットは、リハの前日だったので、私の頭の中を何度も何度もよぎりました。

空間。間を感じた彼女とのライブ。
彼女は、言葉にしなくても、音楽を通じて、私に問いかけていたんだなと。

それを感じられるようになった私自身。それは、私に大きな自信と喜びをくれたのでした。

そして、リハ。

新曲も多くあるので、それを確認しつつ、古い曲の一部もさらう中で、私は、自分の中の変化を感じたのでした。

変な話ですが、、一緒にやっているパーカッションの音がよく聞こえるのです。弾き語りという形をとっていると、相手に合わせるということは、ものすごく神経を使うことになってくるのですが、以前より、はるかに楽に、相手の音が飛び込んでくるというか。

ううむ。

新鮮な世界が見えてきたというか。

で、そうなると、更に更に、音楽に集中できるわけです。
何しろ、音楽に、音に集中するということが、ミュージシャンに一番課せられた使命と言うか、責任だと思うのです。

ミュージシャンと名乗るなら、ジャンルを問わず、音楽への集中力というものがあるかないかで、プロかアマチュアかの境目があるのではないかと思うこのごろ。

だけど、この集中力というのは、どうやって養うのかは、私の場合、経験をするということによって得られるのかなと思ったわけです。

密やかなる計画がじっくり進化中、
進行中のため、私はロールアップピアノを購入。

ネットでは、賛否がある中、評価が比較的高かったものを、入手。

MIDI outもついているし、音色も豊富。リズムパターンもあって、玩具としては、悪くないかな。
ゴムくさいとか、和音がでないとか、ものによっては、色々あるみたいでしたけど、これはまともでした。

でも、実のところ、Nordが欲しいのだ。。30万かあ。。中古もほとんどありませんし。女の24回くらい組むかな。。


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まあ、怒涛の日々は、一段落。

3月は、ほんと春と冬が入り混じり、ちょっとずつ生命も吹き返す月でいいですね~~。
そういえば、「3月の水」というボサノバがありますが、ブラジルでは秋の入り口ってことです。

で、来週金曜日は、2回目の80年代ヒットソングの数々がセットリストになっている、私がホストを務めるセッションデーです。

前回は、初回だったこともあって、すごい盛り上がりでしたが、今回はいかに!自分のライブ以上にどきどきしちゃう。歌う方は、もちろん、楽器演奏(ドラム、ベース、ギター、キーボードの基本セクションはもちろんのこと、サックスの方もぜひぜひ!)の方も大募集です。

前回の曲にプラス5曲あります。前回は、15曲を2回まわししたので、計30曲。。。すご。。楽器奏者の方は、もう6曲ずつ、いやいや、もっと弾いてたかも!歌の方も3曲以上は歌ってました。みんなでうたったりもあるし。。

カラオケより、生演奏の方が、ぜったい楽しいんですよね。それを知ると、もっともっとやりたくなるのです。

音楽は生き物。カラオケは、機械なので、真似というかシュミレーションにはいいのですが、瞬間瞬間を楽しむという音楽の醍醐味には、遠い。。

ってことで、ますます、多くの人が音楽好きになってくれることを望む私でございました。

というわけで、セッションの曲目

・Can’t take my eyes off you/フランキーヴァリ、ボーイズタウンギャング
・Close to you/カーペンターズ
・Desperado/イーグルス、カーペンターズ
・Feel like making Love/ロバータ・フラック
・It’s too late/キャロル・キング
・Just the two of us/グローバー・ワシントンJR
・Just the way you are/ビリー・ジョエル
・Isn’t she lovely/スティービー・ワンダー
・What’s going on/マービン・ゲイ
・You’re got a friend/キャロル・キング
・Change the World/エリック・クラプトン
・Lovin’ you/ミニー・リパートン
・Time after Time/シンディー・ローパー
・Hey Jude/ザ・ビートルズ
・We are the World/USA for Africa

今回はいった新曲

・If I ain’t got you/アリシア・キーズ
・I wish/スティービー・ワンダー
・Honesty/ビリー・ジョエル
・at seventeen/ジャニス・イアン
・Only yesterday/カーペンターズ


でもって、場所など。


Miss you
3月14日(金) 19時スタート 2000円(1d付)
東京都調布市菊野台1-20-2  AVANT柴崎ビル地下1F (甲州街道 「柴崎駅入り口」信号より約40m)
連絡先(ご予約・お問い合わせ)
TEL&FAX:042-449-8698
info@missyou.tokyo.jp


マリア・ジョアン・ピレシュ(Maria João Pires)というピアニストが、スーパーピアノレッスンという番組の中で、たった11歳だけど、ピアノがとてもうまい男の子に与えたアドバイスは、「空間を恐れてはいけない。音で空間を埋め尽くすのではない。」だった。

以来、私は、音と音の間、空間についてずっと考えていた。演奏するときは、それがもっとも大切なことだと、自分に言い聞かせてきた。

音のない瞬間でも、音楽の中にいるときには、それすらも音楽の一部なのだ。

そして、夕べのライブは、まさに、それを感じた。

ボサノバは、ギターの淡々としたリズムがなり続ける。それが、グルーブとなり、小さくささやくような歌声を支える。

しかし、ピアノで、ボサノバのリズムをそのまま弾くと、ちょっとうるさい。音で埋め尽くしている気持ちになる。リズムを刻まずに、ブラジルを、音楽を感じたいという思いにかられる。

Keiko Omataは、美しく、情熱的な声を持つシンガーだが、それよりなにより、空間を知っているミュージシャンだと思う。彼女と演奏する時は、本当に、私は自由な気持ちになる。何をしてもどこへいっても、不安がない。



もともと、私は、その瞬間をそのまま自由に音にすることが、私が音楽をしていると感じている時だ。しかし、誰かと演奏すると、苦しくなることが多い。それは、相手が私を信用していないせいかもしれない。または、いつも決まったパターンをお求めるタイプなのかもしれない。

何が原因かよくわからないが、苦しくなることがある。

しかし、Keikoと演奏していると、特に夕べは、私は自由だった。きっと、聞いている人も自由な開かれた空間を感じたと思う。

それこそが、私の長年追い求めている音楽という名前の何かであるんだと確信した。

私は、これがしたいのだ。

ジャンルに囚われるということなく、
音楽という名前にとらわれることなく、

空間表現とでもいうべきか。

いや、

空間混在アート

と言うべきか。

もうこれは後戻りのできないものだと、夕べ、理解した。

ジマジンは満席でした。ご来場いただいた多くのお客様、ありがとうございました。今回来れなかった方も、来年彼女が来日したらぜひ。もっともっとよいライブをしたいと思います。

求めよ、さらば与えられん。


早いなあ。明日から3月ですねえ。
このライブをブッキングしたのは、1月初め。keikoちゃんが、日本に来るたび、ピアノ弾かせてください!的にご一緒させてもらってます。

いやいや、年を追うごとに成長している彼女。。パンデイロにも磨きがかかってます。あ、パンデイロって何?と言う方に。

こんな楽器。


タンバリンじゃないの?

いえいえ、違います。
しゃんしゃんという音はより真ん中の皮、ドンというが重要です。結構、深い音がします。色んなものがあるから、一概には言えませんが、結構、重量感があります。

手首とか傷めないようにしないと、1曲叩くのは、結構大変(あ、私のような軟弱者の場合。。)


(なんとか、明日演奏する曲で、パンディロを叩いている映像を発見。この曲素敵な曲ですが、ちょっと悲しい歌詞。この曲にまつわるお話も明日してくれるかも!)

歌をひらひらと歌いつつも、叩くという技を彼女はしていますよ。パンデイロを叩きながら、コーラスってのは、よく見かけますが、メインボーカルであそこまで叩きつつってのは、かなりかっこいい!!

色んな人とduoをしてきましたが、歌って、パンディロを叩き、フルートまで吹くっていう人はハジメテ。
私は、歌って、ピアノ弾いてなので、二人でのステージですが、バリエーション的にもかなり楽しめると思います。

しかも、今回は、普段は、日本ではおなじみのないブラジルの素敵な曲をご紹介。曲紹介も交えてるので、ちょっと知識も身についちゃう!

かつ!今回は、ちょっとした歌のワークショップもあります。歌わないからなあなんていう方でも、声ってこんな風になってるんだとか、ボサノバの歌ってこういう成り立ちなんだ~ってこれまた普段知れないことを知って、さらに、さらに、ブラジル音楽を楽しむことができますよ。

ほんとにぜったい聞いて欲しいライヴです。来年は、国内ツアーも組んであげたいなあ~。

3月1日(土)Z・imagine(外苑前)
http://www.radio-zipangu.com/zimagine/
03-3796-6757
開場19:00/開始19:30 2800円
青山2-7-17, Minato-ku, Tokyo, Japan 107-0061