以前は、体をまっすぐにした状態で声を出すということを、メインに考えておりましたが、、最近に研究成果では、もっと体を動かす方がよいのではないかという感じです。
特に、初心者で、声を出しなれていない方にはオススメです。
単なるおしゃべりではなくて、声を出すということは、どうやって声を出すのか?どうやって声がでるのかを体が知っていないと、できないことなのです。
声を出すことは、あまりにも日常的なことなので、すぐにでるような気もしますが。。。ううむ。そうはいないのです。
で、そんな状態の時に、あーと発声練習をしても、、出しなれている人にとっての、ウォーミングアップ的な効果はあまり期待できません。
たくさんの言葉を使って説明すると、頭でだんだんイメージはできるようにはなりますが、実際、自分の体なのに、思うように動いてくれないと感じることもあると思います。
そこで、体を前後に振ったり、下から上へ動かしたりして、物理的に、声をどうすると、気持ちよく出せるのか。もっといえば、気持ちよい声とは何かを体感していただくという手が案外有効だと感じているわけです。
それは、あるレッスンで、急に閃いたことで、その後何人かの生徒さんに試してみていますが、なかなかいい感じです。
体を大きく動かすということ自体、気持ちいいことなのです。その延長線上で、声を出すということは、その人にとって、とても自然なことになってくるのでしょう。
声を出す。
歌を歌う。
と言う行為は、自分の中を探検しているようなものです。
人間の目は外を見るようにできています。
自分の体の中を見ることはできませんが、その代わりに、感じることはできるのです。
ただ、感じるということの訓練はしていないので、ちょっと鈍感になっている人は多いし、感じられることなんだということを知らない人も多いと思います。
風邪を引いて、喉が痛いと、これほどまでに喉の存在を感じさせられたことがないと思うわけですが。。
元気な時には、すっかり忘れてます。
まあ、いつも日常生活で、自分の体のことを感じていたら、面倒でしょうがありませんけど。。。
ということで、気持ちよくなりながら、自分の中を探検してみるというレッスンが続いております。
興味あるでしょ?
かなり、おもしろいですよ。
たははは。
しえすたボーカル&ミュージックでは、常に生徒募集中!!