声の波動は、直接脳に届くのだ。 | 流血ピアニストは歌う!!

流血ピアニストは歌う!!

オールアバウトミュージックな暴露話



no music no life

だいたい、私は、ボーカルの入った音楽が好きだった。だったというか、もちろん今でも好きなのだけど、なんだかインストもの(楽器だけの音楽)に関心が高くなってきている。

けど。

今日の話は、声のトーンとスピードと言葉の話。

まだ、ちょっと旅の話を引きずるのですが。

今回の山陰の移動はバスの旅で、豪華なことに、添乗員さんとバスガイドさんの二本立て。(ま、バスのパック旅行って生まれて初めてだったのですけど、だから、それは当たり前のことなのかもしれないのですけど。)

どちらも女性でしたが、しゃべり方がかなり対照的でした。

添乗員さんは、
少し声が高いピッチ(音程)で、でも、太い声で、
てきぱきとした発音で、
情報もすごくわかりやすくまとまっていて、
本当に、なんども聞き返さなくてよい素晴らしい情報伝達能力をお持ちのくりくりとした目の30代のお姉さん。

一方、ガイドさんは、
のーんびりとした口調で「はいー」とか「まあ」とかそういう間合いを置く言葉を使って、
走っているバスの車窓をうまく時間でとらえて、
旅の3日間の膨大な情報を伝えてくれる50代後半のベテランさんでした。
声のピッチは、ちょい低め。ぐっとマイクを口元に近づけ、声は張らないしゃべり方。(ある種セクシーな感じも)

ともかく、そのバスガイドさんがしゃべりだすと、内容は素晴らしいのに、信じられないくらいの速さで眠りに誘われる。。

ともかく、5分もしないうちに、それこそ、知らないうちにまぶたが閉じてしまうのでした。

せっかくしゃべってくれているのになあ、と思う間もなく、夢など見ることもなく。。。こてっ。

申し訳なかったです。。

で、一方、添乗員さんがしゃべるのが、降車の少し前というのもあるけれど、眠気などまったくなく、クリア~に聞き入ってしまう。。

なんででしょ?

と、考えてみました。

ガイドさんの話し方について

スピード(テンポ)がゆっくりであること。
加えて、間合いのあるしゃべり方をすること。
声のピッチが上下することなく、一定であること。
さらに、ちょっと低めの音程で、やわらかーいしゃべりであること。

アルファー波がでまくる条件ってこれなのかしら?

あわせて、

心地よいバスの揺れ。。
$流血ピアニストは歌う!!-image

この二つの周波数が、脳のリラックスモードのスイッチを押し続けているように感じました。。

こういうのって、不眠症の方の治療に役に立つのではないかしら?

へんてこな薬を飲むより、このバスガイドさんの声としゃべり方を研究してみていただきたいです。

さらに、あの声を部屋の遠くからスピーカーで鳴らして、一定の振動のあるリクライニングシートに患者さんを座らせる。。。

もう、絶対、脳が眠りモードの入ると思います。。

んで、起こすときは、添乗員さんのような、明るい若めの声で、起きてくださいな~と。

話の内容そのものではなく、声の波動ですよ。この直接脳に届くのは。

歌だってそうですものねえ。

研究課題また増えました!



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